城山三郎。稲森和夫。遠藤周作。

荻窪の日本地域社会研究所を訪問し、落合社長と面談。

  • 出版企画の打ち合わせ。タイトル、言葉に焦点、見出しの工夫、、、、。
  • ミュージアム学会の構想:塚原やすひこ。有馬ひろみ。
  • 中小路彰(1901年2月26日 - 1984年9月1日)は、日本の思想家、哲学者、歴史哲学者。グローバリズム。本を2冊注文。
  • 「観光立村!丹波山通行手形」(炭焼三太郎・鈴木克也)を購入。

オーディブルで講演とインタビューを愉しむ。

知研の八木会長に電話でオーディオブック関係の説明。


「名言との対話」5月24日。ロバート・キャパ

  • 「君がいい写真を撮れないのは、あと半歩の踏み込みが足りないからだよ。」
    • キャパ(1913-1954)と言えば世界で最も著名な写真家の一人である。世界で最も偉大な戦争写真家だ。このキャパという名前は、実はアンドレ・フリードマンと女性写真家ゲルダ・タロー(1910-1937年)の二人が創りだした架空の写真家だった。キャパは「現代フォトジャーナリズムの創案者にして父」である。ベトナムで地雷を踏んで5月24日に死亡。
    • デビューがトロツキーの演説写真だったキャパは40年余りの生涯で、そして20年ほどの仕事で、5つの大きな戦争を経験している。スペイン内戦(1936-1939年)。「崩れ落ちる兵士」。日中戦争1937-1945年)。周恩来孫文夫人。第二次世界大戦(1939-1945年)。Dデイ、ノリマンディー上陸作戦。「波のなかの顔」。中東戦争(1948-1949年)インドシナ戦争(1946-1954年)。
    • キャパは特異な人物だったようだ。「怒りの葡萄」を書いたジョン・スタインベック。恋人であった女優イングリッド・バーグマン。「パパ」と慕ったヘミングウェイ、、、。キャパと接した多くの人がキャパに惹かれている。「ほら吹きだけど魅惑的で、勇敢だけれど不作法で、心惹かれるけれどいらだたされる人物」だった。
    • みなと未来地区の横浜美術館で開催されたキャパ誕生100年の企画の「キャパ展」でのポートレートでは、ピカソと息子の写真があった。好々爺のピカソの写真は初めて見た。
    • 「戦争中はだれかを憎むか愛するかしなければならない。とにかく立場を明らかにしなければならない。そうでなければそこで起こっていることに耐えられない。」戦争カメラマンの仕事の厳しさがわかる言葉である。
    • 写真は対象にどこまで迫り接近するかが勝負だろう。「あと半歩」というアドバイスは、どこにでも通用する。実に貴重だ。