8月4日刊行予定の『100年人生の生き方死に方--百寿者(センテナリアン)からの伝言』(さくら舎)の予約がもう始まっている。旅行中に著者校正を終えたばかり。アマゾン、さくら舎、楽天、、、、。
100歳を生き切った先人が遺した箴言はスゴイ!
ここにきて、人生100年時代と、よく言われる。ちょっと前には、人生80年時代と言われていたが、実感以上に高齢化が進んでいる。これからは、超高齢化の弊害を憂えているばかりではなく、100年近くを生きた「百寿者(センテナリアン)」の知恵を学びたい。彼らの業績と遺された箴言には、当然ながら見るべきものがある。本書では81人の百寿者を収録。
目次
第一章 学び続ける
107歳・平櫛田中、91歳・渋沢栄一、89歳・横山大観、88歳・葛飾北斎/他
第二章 負けず嫌い
100歳・土屋文明、98歳・宇野千代、95歳・鈴木大拙、92歳・森光子/他
第三章 あきらめない
103歳・片岡球子、102歳・北村西望、100歳・豊田英二、92歳・淡谷のり子/他
第四章 疲れを知らない
101歳・石井桃子、95歳・井伏鱒二、91歳・西本幸雄、91歳・金田一春彦/他
第五章 謙虚である
96歳・森繫久彌、94歳・松下幸之助、93歳・川上哲治、92歳・中村天風/他
第六章 夢がある
105歳・日野原重明、96歳・安藤百福、94歳・江戸英雄、90歳・梅棹忠夫/他
第七章 心を忘れない
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「名言との対話」7月4日。飯田深雪「毎日を創造的に過ごす生活に飽きはこない」
終戦後間もなく自宅で知人の子女等を対象に料理の講習を開始。同時に造花の講習も始め、自らの造花をアートフラワーと命名する。著書として129冊、随筆として6冊を著す。
戦後の1948年から西洋料理および造花を教え始め、その花を「アートフラワー」と命名する。1964年、(株)深雪スタジオを設立し、アートフラワー師範制度を確立。以降、内外の百貨店、ホテルなどで数多くの展覧会を開催する。イベントでは英国エリザベス女王、カナダトルドー首相、モナコのグレース王妃、シラク・パリ市長などとの接触もある。1982年には著書は100冊となった。1992年 - フランス芸術文化勲章オフィシェ章を受賞。2003年 レジオンドヌール勲章シュヴァリエを受章。NHKテレビの「きょうの料理」に初期から講師として出演し、西洋料理の普及にも尽力した。
「アートフラワーと料理」に共通するのは、「創造」である。「自分は今、何を果たすべきかを第一に考え実行するとき、不思議に心に充実感と幸福がみなぎります」。どうすれば心の満足を得られるのかを考えるのではないのである。飯田深雪は「生涯勉強、勉強くらい人生を明るくし、人間らしい充実感で充たしてくれるものはない」と言い、103歳というセンテナリアン人生を創造的に生き、充実感と幸福感を手に入れた。日々を創造的に生きているか、を自分に問いかけよう。