共同クラウドファンディング出版に参加

greenfunding.jp

第一案件 吉池拓磨・屋台のひとびと 

第二案件 石花ちとく・おうちでロックバランシング 

第三案件 坂野修一・哀色の海(あいいろのうみ) 

第四案件 アフターコロナ総研(仮)・コロナ情況の若者気分調査 

第五案件 久恒啓一・名言の暦 366名言集(平成命日編) 

第六案件 亀田武嗣・現代語訳「野菜・果物・魚介 諸国漬物法」奥村繁次郎著 東京 大倉書店発行

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 「久恒啓一・名言の暦 366名言集(平成命日編)」

2016年以来、毎日noteでその日に亡くなった、誕生した偉人が残した名言、その人の生涯、感慨などを書き続けています。その成果は「偉人の命日366 名言集」「偉人の誕生日366名言集」「平成時代の366名言集」と書籍にまとめています。  その延長線上に、「名言の暦 366名言集(平成命日編)」を企画しました。平成の30年間に亡くなった人物の生涯と残した名言をまとめた本です。 「なべて人の一生は棺をおほふて後定むべければ也」といわれています。同じ年に生まれても60歳で亡くなった人と85歳で亡くなった人では、四半世紀の差があり、生きた時代が違う気がします。誕生した年より、亡くなった年がより重要なのは、こういう理由があります。この本には、人生100年時代の生き方のモデルが豊富にあります。その生き方と彼らが残した珠玉の名言を味わいましょう。

◇リターン

 ⑴   3,000円:「名言の暦 366名言集(平成命日編)」を1冊贈呈

    ⑵ 10,000円:上記書籍以外に、久恒啓一の著書2冊の合計3冊の福袋を進呈。

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・ 大学で打ち合わせ

 ・デメケンの定例ミーティング

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 「名言との対話」6月29日。竹内不忘「子ども達が希望をもって逞しく育って欲しい」

 竹内 不忘(たけうち ふぼう、1909年8月26日 - 2011年6月29日)は、彫刻家。

 長野県小県郡和村(現東御市)出身。川端画学校に学ぶ。1931年日本美術協会に出品し銅賞。1935年第1回東邦彫朔院賞、1937年文展に『山』を出品、1938年第3回東邦彫朔院恩賜賞受賞。その後も出展を続け、1965年日展審査員、1966年日展会員。

 1979年に紺綬褒章受章。1990年、池袋西口公園に『平和の像』を設置。公共施設に多数の作品をみることができる。故郷である東御市には、中央公園には江戸時代に活躍した力士である『雷電像』があり、東御市立和小学校には『太陽の子』がある。

2011年、東京都豊島区の自宅で死去。101歳没。不忘は100歳を越えたセンテナリアンである。センテナリアンの9割は女性だが、彫刻家には男性の長寿者も多い。平櫛田中107歳、北村西望102歳がセンテナリアンだ。他にも佐藤忠良98歳、流政之95歳、澤田政廣93歳、、。彫刻は肉体労働であるから、頑健になるのだろうか。

 1986 年は当時の東部町の町制30年で記念行事の一環として、雷電立像が建つことになった。除幕式には退職して2年半の第24代式守伊之助祝詞を上げている。2014年に市民交流広場となって、雷電像移されている。

 東御市には「竹内不忘先生を顕彰する会」がある。「作品はいずれも穏やかで柔和な表情で先生の人柄が現れている。和の活性化事業の一つとしてやっていきたい」(神津会長)との記事がある。

もう一つが 和小学校の「太陽の子」だ。不忘のメッセージは「和の子ども達が希望をもって逞しく育ってほしいという心からの願いがこめられ、和教育に大きく役立つことを願って作られ、南傾斜の太陽と緑の恵まれた自然環境の和の大地にしっかり足を踏みしめ、太陽の光を全身に浴び、両手を上げ、遥か南の理想の空を見つめる姿は希望にもえ、明るく健やかに成長している子どもの姿である」だ。

竹内不忘という彫刻家は多くの公共施設に作品を遺している。故郷には雷電像と太陽の子の二つがある。この地の過去の偉人と未来を担う子どもである。それは故郷の希望のしるしである。