都知事選:受講生の投票率は同世代の1.5倍強、野党統一候補(宇都宮。山本)なら小池と互角。「図解文章法」のアンケート集計結果。

ビジネスコミュニケーションⅠ⑩。都知事選の総括と図解文章法。

  • 受講学生の都知事選の投票率は56%となった。全体投票率55%とほぼ同じ。20歳の前回投票率は40%。前回より4%ほど全体投票率はダウンしているから今回は36%とみると、1.5倍以上の投票率となった。これがこの授業の効果。
  • 支持者:小池百合子45%。宇都宮健児22%。山本太郎13%。宇都宮と山本の野党統一ができていたら、互角のはずだった。実際の得票は小池は両氏の2.4倍以上の圧勝。2.4倍以上と互角の差がこの授業の効果。

本日のテーマは「図解文章法。 授業後の課題(アンケート)は、今までの紙ではなく、T-NEXTですぐに回収できるから、コピーできるのが便利だ。これもリモート授業の有利な点だ。

本講義において新しい切り口での文章の書き方を教えて頂いた。樋口先生のライティングスキルの時とはまったくの別の切り口であり、そこに双方の魅力を感じることが出来た。使いわけできるようになれば非常に楽に文章を書くことができるであろう。また本講義にて教えて頂いた書き方のほうが気張らずに書き始められる気がした。しかし一定数の情報を頭に入れておくだけでなく、書き出しそれを分類にまとめる。講義資料のような図をイメージ、描くのにどれだけの時間がかかるのかは実際にやっていないためわからないのが現状である。今後のためにも一度文章を書く機会がある時にこのような図を描いてみようと考えた。

図を使ってまとめた後に文章を書いていくと書く内容、話題が広がり、迷わず量のある文章を書けると感じた。レポートだけでなくプレゼンテーションや論文の際、非常に助かるスキルであるなと感じた。1年の秋学期にライティングスキルの授業を受けたが、今回の授業と合わせさらに良い文章を書こうと思えた。

先生の描かれた図の完成度が非常に高いため、ほとんどそのまま文章化でき、自分の意見で多少肉付けするだけでまともな理論になっているように感じた。

図から文字にするととても頭の中で整理されて、小論文が書けると思いました。小論文を書くのが難しいのは、事柄について理解して、整理できていないためなんだと分かりました。図で整理することでしっかり理解ができ、また考えもまとまり図にすることはとても重要だと思いました.

図解で表すのは文字で起こすよりも簡単でアイデアが多く出てきました。これからのレポートでも活用したい。

今後レポート等を書く際はこのことを意識して書きたいです。

図から文章にする作業をするとレポートなどの作業が楽になる。というのはまさにそうだと思う。

初めから文章で書くよりも一回設計図にして表してから文章にしたほうがすらすらと自分の書きたいことをまとめて書くことができました。

文章というのは、骨格を決めて具体的な事例を当てはめていけばいいという事を学びました。具体的な事例を挙げる事でこんなにも簡単に、長い文章を書くことが出来るんだと新たな発見でした。

今回の授業では図解でまとめた要点を軸に文章を作成することの効率の良さを強く感じた。文章というのは作成者が重要視することを軸に肉付けをしながら内容を深めていくものであると考えられる。図解というのは題材とする事柄の重要視すべき点を抽出し、関係性を明らかにしたものであるため、文章作成の根幹を作る道具として利用することはとても理にかなっていると感じた。また、文章作成時に図解を利用する利点はもう一つある。それは主張の軸を曲げることなく文章を作成することが容易になるという点である。このこともまた、図解の要点を抽出するという特徴からくる恩恵である。要点をはっきりと認識し意識しながら文章を作成することで、首尾一貫した論理を展開することができるのである。

今回の講義で学んだ事は、一つ大きなテーマが決まっていると、そこから色々な関連ワードが出てきて、図にしやすかった事。

今回の講義で学んだ事は、一つ大きなテーマが決まっていると、そこから色々な関連ワードが出てきて、図にしやすかった事。

文章やレポートを書く際にも、図解を用いて考えることで分かりやすくまとめることができる。文章やレポートを書く前に、図解を用いて考えることで、レポートのレイアウトを明確にすることができる。図解はレポートや文章の設計図だという言葉はその通りだと感じた。その図解による設計図を見ながらレポートを作成することで、自分の主張したいことや、文章の一貫性があるレポートになりやすいため、今後はレポートを書く前に、図解を用いて設計図を作ってから文章を構築していきたい。

深く考えて書くことができるので論理的にも書けるのだと気付くことができました。また、文章を書くときは骨格を決めてから図解で示して文章を書いていけば、普通に書いていくよりも論理的にかつ具体的に書くことができると学ぶことができました。

レポートを書くときは講義で学んだこととプラスにそこから自分自身でどう感じどう思ったかを書くことでレポートが綺麗にまとまり内容も膨らむと思う.

図解を行ってから文章構成を試みたら、非常にスムーズに書くことが出来ました。

図解を文章化することでレポートを書くのが上達すると思った。また一つの大きな要因の中から分岐して要因がどんどん増えていくため自己分析や事柄を解明するときには非常に役立つと考えました。

図解を文章にすると書くべきトピックが常にわかり、元々整理してあるので、思い付きで書いて時系列や接続がおかしな文章になりにくかったです。また、いろいろな項目の関係性についてもわかるので、適切な組み合わせができると思いました。特に今回は1つの項目についてだったが、図全体のような規模が大きくなるほど、文章が支離滅裂になりやすいので一度アウトプットして整理してから長い文章を書くとよいと思ったし、一見遠回りに見えるが結果的に短い時間でできるのではないかと思いました。

関連した内容が隣に書いてあるため、接続詞を上手く使ってつなげることができた。私が意識したことは、最初と最後に結論を持っていき、真ん中でその結論に至った過程を表した。

自分の言いたいことを設計しそれを図に起こすことで文に書き表せるからだ。なので、今後あるレポートや論文、卒業論文を書くときには、これを活用しようと思った。

図にすることで自然と鉛筆が動き長い文章を書くことができるということである。実際に図にしたものを文章にしてみると13行もの文章を書くことができた。レポートにしたらまだ短いものではあるものの図解時にメインテーマにした題材は2つだったため、2つのテーマのものを13行にできたのは発想力が豊かになったからと考えた。今の段階でも多くのレポートが課題になっているため、図を描いてより分かりやすい文章を作成していきたい。

先生の言っていた通り紙に文章を書いていると次第に考えがまとまり、ある程度自分が書きたい内容に近づいていった。

今回の授業では、設計図を決めて書くということを学んだ。今までキーワードを周りに書くという図しか描けなかったが、今回の講義によって違う書き方を学んだ。そして、図を文章にするということを今回初めて行い、良い経験になった。関係詞を入れることによってもっと良くなるということも理解した。

図解からレポートなどの文章に表すときに、図のような基盤があるか無いかでは書きやすさに大きな差があることが分かりました。ただ書くだけではなく物事を述べる順序をまとめてから、事柄を具体的にしていき骨格に肉付けを行うことで、話題を広げたり内容を濃くしたりすることができ、より高いレベルのレポートを作成することができると感じました。やはり多くの人がレポートなどで苦労したり、難しいものに対応できずにもがいていると思いますが、原点に戻って考えてみると如何に図の重要性や大切であるかということを改めて感じました。 

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ジム:スイミング600m

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「名言との対話」7月10日。戸塚洋二「能力のない者は、時間で稼ぐしかない」

戸塚 洋二(とつか ようじ、1942年3月6日 - 2008年7月10日[1])は日本の物理学者。東京大学特別栄誉教授。

2020年3月20日。品川から新幹線で橘川さんと意見交換をしながら新富士到着。富士箱根伊豆国際学会事務局長の鈴木大夢さんの車で富士宮へ。帰りがけに入った「富士川楽座」で思いがけず「戸塚洋二 ニュートリノ館」に遭遇した。

2002年にノーベル賞をもらった小柴昌俊を助けて、また同じく2015年にノーベル賞を受賞した梶田隆章(第1回戸塚洋二賞受賞者)らを率いてスーパーカミオカンデをつくった科学者だ。1998年に素粒子ニュートリノが質量をもつことを明らかにした。物理学と天文学の分野の歴史的な発見だ。文化功労者文化勲章を受賞し、ノーベル賞受賞の呼び声が高かったが、2008年に惜しくも早逝した。享年66。富士市名誉市民。

小柴は追悼文集で「あと十八ヶ月、君が長生きしていれば、国民みんなが喜んだでしょう」と、ノーベル賞受賞を期待されながらの死去を惜しんだ。

「新しいことへのチャレンジが大好きで、何事にも全力で取り組む研究者魂の持ち主だった。スーパーカミオカンデという観測施設で事故が起こったときに、あの人が再起に向けて皆を奮起させたエネルギーとリーダーシップは今も忘れられない。あの人が生きていれば、どんな新たな発見をしてくれたかと思うと残念でなりません」(梶田隆章
妻の裕子が語る。「主人は好奇心旺盛な研究者でした」「好奇心が旺盛で、私がミシンを踏んでいると、ちょっと見せてとそのミシンを分解する。花や樹木を見ると、何であの花はあんな形なのかと子どものような疑問を持ち、そのことを調べ始める。研究が好きで、現場が好きで、3度の食事より仕事という人でした」

戸塚は2000年にがんが発覚して以来、自身の治療経過を克明に分析するブログを綴っていた。その一部を掲載した「あと三ヵ月 死への準備日記」(文春08年9月号)は文芸春秋読者賞を受賞。戸塚はノーベル賞に最も近い日本人と言われていたが、2008年に不帰の客となった。梶田の兄貴分だった。ノーベル賞の受賞は寿命との競争という面がある。地震学の大森房吉、物理学の外村彰、ニュートリノの戸塚洋二もそうだ。

戸塚が死の間際まで書き続けていたブログの「科学入門」をまとめた『戸塚教授の「科学入門」』(講談社)を読んだ。

妻は「これから勉強することがたくさんあって楽しいよ。それにしても時間が欲しいよ」と語る姿を語っている。この本の最初に「最後のインタビュー」が掲載されている。東大教養学部立花隆ゼミの学生によるインタビューだ。

「歴史の勉強をもっとやればよかった」「能力のない者は、時間で稼ぐしかない」「なんで自然は採用しないんだろう?」「何か問題があったら、相談する」、、、

「環境問題をやってみたいな」というように二酸化炭素による地球温暖化問題に関心をを持っていた。国や地域によって熱心さが違う。温度上昇が一番高いのはヨーロッパで50年で5-6度上昇。バングラデシュあたりは人が住めなくなる。ロシアはシベリアが巨大な穀倉になる。アメリカとカナダも穀倉地帯になる。日本はまだいい方だ。

「これ(スーパーカミオカンデ)ができたらノーベル賞なんて一つどころか、三つも四つも来ますよ」と豪語していた戸塚洋二は、「大宇宙はかず限りないニュートリノを住まわせるが、大宇宙の中でニュートリノが果たしている役割はその片鱗さへ分かっていない」と死の直前の2008年6月1日に語っている。

「時間で稼ぐしかない」と言っていてそれを愚直に実行した戸塚洋二には、66歳という年月しか神から与えられなかった。 

戸塚教授の「科学入門」 E=mc2 は美しい!

戸塚教授の「科学入門」 E=mc2 は美しい!

  • 作者:戸塚 洋二
  • 発売日: 2008/10/31
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

演説や公約をもっと読む人がいれば接戦になったのではと思いました。