午前、「壮年期」の本の次は「実年期」の本に着手。午後は渋谷で新企画の仕掛け。

6月発刊の『50歳からの人生戦略は「図」で考える』(プレジデント社)は、私のいう「壮年期」(50歳ー65歳)が主たる対象の書籍です。

次に、「実年期」(65-80歳)を主な読者を想定した本の取材の手配に入りました。この年代で活発な活動をしている方々に本日早朝から連絡を取り始めました。リアルとZOOMが半々くらいになりそう。6月中に取材を終えたい。7月中を目指してまとめる。刊行は9月を予定。

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渋谷のマークシティで。

・13時:漫画家のすぎやまゆうこさんと石和田君とミーティング。6月に子ども対象のイベント。「鬼滅の刃」も。

・14時半:松田君と打ち合わせ。黒澤明監督の自伝『蝦蟇の油』をプレゼントされる。これは得難い本だ。二人の共著『フォト川柳本』に再度トライ。

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岡本太郎明日の神話」を久しぶりにみた。

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「名言との対話」6月1日。パット・ブーン「砂に書いたラブレター」

パット・ブーン(Pat Boone, 1934年6月1日 - )は、アメリカ合衆国出身のポピュラー音楽の歌手。

『地底探検』(1959年)や『滑り込みアウト!』(1964年)など多くの映画に出演した。歌手としては「砂に書いたラブレター」や「四月の恋」など多数のヒット曲で知られる。

 

パット・ブーンは、日本にも縁があり、1970年代後半には3回来日し、以下に記すように各地で精力的に公演を行っている。

1975年:東京厚生年金会館中野サンプラザ。1977年:神奈川県立県民ホール日本武道館堺市民会館(2回公演)、京都府勤労会館、大阪毎日ホール、西宮市民会館、 名古屋市公会堂。1979年:中野サンプラザ北海道厚生年金会館フェスティバルホール福岡市民会館名古屋市公会堂那覇市民会館。

20年後の1999年にも来日している。1999年:東京厚生年金会館フェスティバルホール福岡サンパレス愛知県芸術劇場Bunkamuraオーチャードホール静岡市民文化会館ゆうぽうと簡易保険ホール

1997年には『メタルバカ一代』と題したハード・ロックヘヴィ・メタルのカバー・アルバムを発表しイメージチェンジで世間を驚かせた。敬虔なキリスト教信者でゴスペルシンガーのブーンが、ハーレーにまたがり、レザーファッションに身を固め公の場に現れた時、保守的なキリスト教徒から大きな反発が起こり、レギュラー出演していたゴスペル番組の司会者を解雇されることとなった。

自身のレコードレーベルを擁し、ジャック・ジョーンズ、グレン・キャンベルザ・ベンチャーズ、レターメンなどベテラン・エンターテイナーの新作も発表する活動を行っている。

伸びがある甘い歌声、清潔なイメージ、柔軟で格調高い唱法で、絶大な人気を誇り、1950年代後半の幸せだったアメリカを彷彿とさせる歌手だ。日本の団塊世代 ポップス好きでパットブーンを知らない人はいないといわれる。私はファンではなかったが、名前と代表作の「砂に書いたタラブレター」という曲は知っている。

一緒に浜辺の砂の上に書いたラブレターを、寄せて返す波が消していく。波が全てを消し去っていく。昔の恋人との幸せな日を思い出す純真な青年の心情をあらわす失恋の歌だ。同時期に人気のあったプレスリーとは対照的に、ネクタイをきちんとしめた礼儀正しいファッション、さわやかなヘアースタイル、伸びのあるやわらかい歌声、、、。アメリカのよき時代のハンサムな好青年だった。

大学時代に親しんだ曲だが、久しぶりにパット・ブーンの歌声を聴いて、少し感傷的になってしまった。