『50歳からの人生戦略は「図」で考える』(プレジデント社)のアマゾン全順位の推移をメモってみました。 プレジデントオンラインで流れ、YAHOO!ニュースなどで取り上げてくれました。その影響はいかに?
12‐17日:都内の大型書店に並び始める。丸善(丸の内)。紀伊国屋。ブックセンター、天狼院書店、、、、。丸善(丸の内)では大型ポスターも。
以下、アマゾンでの売り上げの順位を追いました。
18日:20000位‐12000-3200位(プレジデントオンライン1発行。11時)
19日:1700-1400-880-1057-720-714(プレジデントオンライン2。9時)
20日:790-606-554-465-531-585-523(プレジデントオンライン3。9時)
21日:730-362-134-144-192(人生論・教訓、自己啓発でそれぞれ50位前後まで上昇)
22日:423-415-369-390
23日:565
24日:800-496-352
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映画 『マイ・インターン』(原題: The Intern)をみました。2015年にアメリカ合衆国で製作されたヒューマンドラマ映画。主演はロバート・デニーロ。退職後の人生を描いた、実にいい映画だと感動。ハッピー・リタイヤを喜ぶ人だけでなく、働く喜びを求める人もいる。日本人と同じだったのが、発見でした。
ニューヨークでファッション通販サイトを運営している女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し公私ともに順調な毎日を送っていた。彼女の会社にシニア・インターン制度で採用された70歳の老人ベンがやってくる。いつしか彼はその誠実で穏やかな人柄によって社内の人気者になっていくのだった。
一方その頃、ジュールズには公私ともに大きな問題が立ちはだかっていた。双方において大きな決断を迫られた彼女は、誰にも自身の気持ちを打ち明けることができず苦しい日々を送っていたが、救ったのはベンだった。ベンの温かな励ましを受けていくうちに、いつしかジュールズも彼に心を開くようになっていく。ベンの言葉から勇気をもらったジュールズは、目の前に立ちはだかる数々の難問に立ち向かっていく決意をする。
I read once , musicians don't retire. They stop when there's no more music in them. Well ,I still have music in me.(音楽家の引退は、自分の中に音楽が消えた時。私の中にはまだ音楽があります。)
I love the idea of having place I can go every day. I want the connection, the excitement. I wanna be challenged, and guess I might even wanna be needed.(毎日通う場所ができる。人と接し、刺激を受け、挑戦し、誰かに必要とされたい。)
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5人のインタビューの資料整理:7月中に最初のかたちにしたい。
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「名言との対話」7月24日。金子徳好「アメリカのベトナム侵攻に反対の意思を示すぞ!!」
金子 徳好(かねこ とくよし、1924年7月24日 - 2007年11月26日)は、反戦活動家・平和活動家・ミニコミ研究家である。
東京都渋谷区生まれ。東京高等農林学校(現・東京農工大学)中退。戦後渋谷でローカル新聞を主宰する。労組書記(全銀連)を経て、日本機関紙協会に勤務した。
1965年、同僚との飲み会で、「アメリカのベトナム侵攻に反対の意思を示すぞ!!」と、酒の勢いでベトナム戦争反対を宣言する。同僚もいいぞ!と盛り上がる。反対してくれると思った妻からも激励されてしまう。「アメリカはベトナムから手をひけ」と書いたゼッケンをつけて8年間にわたり通勤するはめに陥った。通勤途中も職場でも奇異の眼で見られたが、メディアも取材も相次ぎ、本家ベトナムでも英雄視される。その記録として『ゼッケン8年』(朝日新聞社)を1974年に刊行している。現在、
2014年には息子の金子修介『ゼッケン8年: ベトナム戦争反対のゼッケンをつけて8年間通勤した男の手記』がkindle版で復刊している。修介は平成『ガメラ』シリーズ『デスノート』の映画監督である。
1981年10月には核廃絶を訴え再びゼッケン通勤を始め、1984年の広島原爆忌まで続けた。退職後は地域のミニコミに力を入れ、地域からの平和運動を続けている。その成果である金子徳好編『自分たちのネットワーキング メディアのつくり方』(広樹社)を読んだ。
初心者が知っておくべきメディアづくりの基本ーー企画・編集、レイアウト・レタリング・版下づくり、印刷・製本などが記載されている。そしてミニメディアのオン冊・出版関連者のネットワークでつくりあげている。
1987年発刊だから、金子は63歳。「このところ私は埼玉県内のいくつかの公民館でPTA新聞のつくり方の講座にとびまわっています」とあり、忙しそうだ。メモをとれ、人間が「まめ」であれ、などの励ましがある。「自叙伝とじぶん史」という項がある。自叙伝は立志伝であり、成功史、自慢史だ。じぶん史は正直で率直な「思い出」を読み物にしたもので、著者の人となりとその時代を知ることができるものと説明している。この時代にこんな人間が生きていた、というあかしなのだ。
この本の最後に「じぶん史」を書けとすすめている金子徳好は、50歳で『ゼッケン8年』を書き、死後に息子が『ゼッケン8年: ベトナム戦争反対のゼッケンをつけて8年間通勤した男の手記』として復刊している。この本こそ、金子のいう「じぶん史」だろう。1960年ー1970年のベトナム戦争時代には、こんな人間がいたことがわかる。「じぶん史」の効用である。