危機管理と機器管理との関係

もはやパソコンとインターネットがない生活は考えられなくなった。


パソコンがウイルスやられたとき、持ち歩いているUSBの中身が立ち上がらなくなったとき、講演会の録音テープが切れたとき、携帯電話がうんともすんとも言わなくなったとき、デジタルカメラのバッテリーが切れたとき、、、、。

こういうときは目の前が真っ暗になる気がする。外界との情報が遮断されると仕事も私生活もたちまち危機に陥ってしまう。それだけ時間の密度が濃くなっているのだ。そういうときにコミュニケーション手段としての機器の有用性を改めて感じることになる。


ここ数年使っていた自宅のパソコンはセカンドライフを見るにはスペックが不足していたので、思い切って買い換えることにした。ソニーのボードパソコン19インチ型だ。ある時期から私はソニー製品を中心に品揃えをすることにしている。周辺機器がそのまま使えるからだ。このPCでは話題のバーチャル空間・セカンドライフを問題なく楽しむことができるし、地上デジタルテレビもきれいに映る。


デジタルカメラソニーサイバーショットをずっと使っていたが、電池のもちが悪かったりして現場で困ったこともあったので、新発売のDSC-W200を最近購入して楽しんでいる。暗い場所でもフラッシュをたかずに撮影ができるので、室内での撮影などで重宝しそうだ。このところ散歩の途中にも持って歩き、意識して「花」を撮ってみている。


携帯電話もミニSDを使うとデジタル録音ができるので、先日の講演会のときに試してみたが、きれいに録音されていた。


小型パソコンを持ち運ぶかわりにウィルコムW03タイプを半年以上使っているが、会議の途中でもメールをみたり、ウェブをチェックできるので、ずいぶんと情報の入手が楽になって同時並行的に仕事が進むようになった。



情報社会では危機は情報の遮断によって起こることが多い。自分の目や耳の拡張機能を持っている情報機器の不具合は日常の判断やアクションのタイミングに大きな影響を与えるから、持つべき機器の機能には注意を払わざるを得ない。できるだけ最新の機器に更新しながら、時間や労力の節約を目指したいと思っている。


現代における個人の危機管理は、機器管理から始まると言ってもよいかもしれない。