一職を得れば一職、一官を拝すれば一官、心頭を離れず、ひたすらにそれをつとめしのみ、他に出世の秘訣なるものならず。(豊臣秀吉)
日本史上最高の出世物語を成し遂げた太閤・秀吉が漏らした意外な出世の心得である。天才・信長から投げかけられる難問をその都度全智全能を振り絞って、誠心誠意解こうとした若き秀吉の心根が伝わってくる。異例な出世は、結果だったということだ。迷うことなく二十四時間仕事に没頭する、それが日本一の出世男の成功の秘訣だったのだ。
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仕事はなんでもいい。一生けんめいに生きている人の顔はみんな美しい。美しい顔になりたい(相田みつを)
人の心は、顔にあらわれる。うつろな心の人は空虚な顔になり、やましく生きている人は卑しい顔になり、不平を鳴らしている人は不平顔になる。どのような仕事でも懸命に力を捧げている人がいるが、そういう人にはみなぎる力が宿っている。そういう人と付き合うことは楽しい。そういう人になりたいものだ。
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人を相手にせず天を相手とせよ、天を相手にして己を尽くして人を咎めず、我が誠の足らざる尋ぬべし(西郷隆盛)
どのよう組織でどのような仕事をしようと、人間ジャングルの中で悪戦苦闘していくのが私たちの日常である。苦手な上司、理屈の多いライバル、批判的な目で見つめる部下、、、。戦うべき相手は周りの人間である。そうした人たちの反応に一喜一憂する、邪魔する人を非難する、、。だから私たちの心にはいつもさざ波が立っている。大いなる使命を意識して、自らを反省し次の行動を起こしていくということに徹すると、澄み切った青空が見えてくる。
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今ふりかってみると、まずしいながら私だけの作風をやっとつかむことができたのは50歳になってからである(遠藤周作)
「私だけの作風」、何という気持のいい言葉だろうか。私たちには、いくつの「私だけの」ものがあるだろうか。人生とは、私だけのものを創り出す道程である。
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偉い人の言葉と私の解説、にトライしてみました。