ゴルフ。食事会。カラオケ。

猛暑の中、周防灘カントリークラブにて同級会のゴルフ。内尾くん、吉森くん、4期下の熊野御堂さんと楽しいラウンド。スコアは相変わらずだが、少し希望。

f:id:k-hisatune:20190811234413j:imagef:id:k-hisatune:20190811234418j:image

 

夕方は、ちゃんこ屋で食事会。巨人のエース・山口の実家。

f:id:k-hisatune:20190811234428j:image

 

二次会は行きつけの「パインテール」にて、カラオケ大会。

f:id:k-hisatune:20190811234450j:image

 

 

 

「名言との対話」8月11日。邦光史郎「熟年」

邦光 史郎(くにみつ しろう、1922年2月14日 - 1996年8月11日)は、日本の作家。

 戦時中は「新作家」同人。戦後は五味康祐と「文学地帯」を主宰。関西のテレビ、ラジオの放送作家を経て、1962年『欲望の媒体』でデビューする。産業推理小説の草分けである。その後、歴史小説政治小説に独自の分野を築いていく。

『社外極秘』『巨人商社』『地下銀行』などが代表作。1983年に近未来をテーマにした邦光グループの『十年後』はベストセラーになった。

 邦光史郎は生涯にわたってコンスタントに著書を出し続けた。1962年から1966年までの34年間で、毎年5冊平均で167冊を書いている。しかし『社外極秘』が直木賞候補、『トラブルメーカー』が日本推理作家協会賞の候補となったが、最後まで文学賞には縁がなかった。

 1974年発刊の『豪商 家訓名言集』を読んだ。戦国の呂宋助左衛門、角倉了以、茶屋次郎から始まって、商人道の創始者三井高利、河村瑞賢。銭屋五兵衛、高田屋嘉兵衛。近世の岩崎弥太郎伊藤忠兵衛。最後は五代友厚。そして、大坂商人近江商人伊勢商人なども扱っている。

商いの語源については、秋担う、つまり収穫の秋になると、商品を担って物々交換をしたことから始まった。売るは物を得ることから生まれ、買うは物同士を換うことから始まった。店は商品を見せる棚見せを店(たな)といようになった。以上が邦光史郎の解説だ。

1978年頃に、邦光は「45歳から65歳(または69歳)まで」の年齢層に対して「熟年」と呼ぶことを提唱し、『熟年生活学』という著書も刊行している。私の定義では、24歳からの青年期、48歳からの壮年期、64歳からの実年期、80歳からの熟年期、96歳からの大人期と進む。邦光の熟年の提唱は40年前であり、漠然と中年と呼んでいた層に意味のある名前をつけた功績はある。人生100年時代では熟年は80歳からだろう。