2010-03-24から1日間の記事一覧

「それが社会の約束ならば、よし極刑とても甘受しよう」-高村光太郎

高村光太郎については、「智恵子抄」でその詩を愛唱したことがある。彫刻家でもあったが、断然詩人としての顔に親しみがある。高村光太郎に関する書物は実に多いが、多くは智恵子と光太郎との純愛を巡るものだ。光太郎の後半生に訪れた戦時の役割と、その反…