古田隆彦の「人口波動学」講座の第1回目ーー少産・多死化。人口容量。5回の人口波動。

14時ー16時。古田隆彦の「人口波動学」の最初の講義でした。2か月間で、10回の講座を受講します。

少子・高齢化という認識は間違っている。少産になり、多死の時代を迎えた。多死マイナス少産の差が人口減少の本当の主因。人口の上限を「人口容量」という考え方でとらえて、人類史、日本史に5回の波動があることを発見した。人口抑制装置の発動による人口減少による 生息水準の上昇で21世紀後半から日本の人口は増加に転じる可能性が高い。それは6回目の人口増加の時代だ。

f:id:k-hisatune:20220108223846j:image

  • 少子・高齢化ではなく、少産・多死化。人口容量。ロジスティック曲線。環境容量。人口波動。
  • オシレーション。人口反復。人口はい動。人口波動(南亮三郎)
  • タテ軸は対数、ヨコ軸は逆対数のグラフで波動がわかる
  • 5つの波動:石器前期・石器後期・農業前期・農業後期・工業前期。6つ目は工業後期ではないか。波動は日本にはある。中国、イスラムなど世界もある。
  • 全10回の講座:しくみを読み解く。歴史を見直す。未来を予測する。
  • 平成享保から令和明天へ。文化・文政時代。人口減の中の産業や生活とは何か。
  • 空き家問題は時代のテーマ。人口容量の限界の家の数と人口減少のミスマッチ。

ブログ

・JINGEN 。JINGEN〈人減〉ブログ   

生活学マーケッティング。生活学マーケティング: 9月 2016

------------------------------

20時から。深呼吸学部の講義。

戦後の家電(主婦・若者)と自動車(最先端素材)。AiBoは相棒。移動(利便)・誇示(優越)・楽しむ(個人)・交流(関係)。EVI=自動車産業+情報産業の総決算、結晶化。交流と関係満足。旅行。移動と交流。実行力と想像力。公園と空地。miro、、、、、

-----------

朝はヨガ:今年最初のヨガを1時間。

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日のヒント。宮嶋裕子「三浦家の居間でーー三浦綾子ーその生き方にふれて」(マナブックス)。

山田洋次「彼(寅さん)が幸せな気持ちになるのは、自分の近くにいるだれかが幸福になったときですから。しかもその出来事に少しでも自分が役立っていたらもっと幸せ、という」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「名言との対話」1月8日。舟橋高次「シャチハタ」

舟橋高次(ふなはし たかじ 1902年1月8日〜1986年6月3日)は、日本の経営者。

愛知県出身。1925年舟橋商会を創業。万年スタンプ台を発売。1930年、鯱(シャチ)を描いた旗(ハタ)をつくる。1941年、シャチハタ工業。1964年、社長。1965年、Xスタンパー(スタンプ台不要)。1968年、シャチハタネーム。1977年、会長。1983年、ネームペン、1986年、1986年、ネーム9。同年死去。

その後も、新商品開発は続く。1995年、電子印鑑システム「パソコン決済」。2003年、おなまえスタンプ。2005年、オビニネームペン。2008年、キャップレス9、乾まきペン。2009年、データネームEX。2010年、ディズニーキャラクタースタンプシリーズ、ネーム9着せ替えパーツ、2021年、ケズリキャップ。2014年、エポンテ。2016年、osmo。

1968年にはアメリカ。1993年、マレーシア。2004年、中国。2007年、ヨーロッパと着実に海外展開もしている。2021年6月決算では、年商は連結で189億円、従業員は1127名だ。

この会社の「万年スタンプ台」、「Xスタンパー」、「シャチハタネーム」は私も、仕事やプライベートでよく使っていた。シャチハタネームはスタンプがなくても、そのままハンコを押せるので愛用していた。特に、カード型のハンコを手帳から取り出して押すと驚かれたものだ。
今では誰もが知っている「シャチハタ」というネーミングは、鯱(シャチ)を描いた旗(ハタ)というシンボルからだったことを初めて知った。鯱は舟橋高次の出身地の名古屋城天守の鯱からとったものなのだ。

日本では「花押」という書名の方式があった。明治6年10月1日に明治新政府太政官布告で「本人が自書して実印を押すべし。自書の出来ない者は代筆させても良いが本人の実印を押すべし。」と定めている。そこからハンコが市民権を得るようになった。10月1日は「印章記念日」だ。

現在では「ハンコ」は評判が悪い。非効率な仕事のやり方の代名詞として取り上げられているので、逆風にあるだろうが、この会社の研究力による商品開発力は本物のようだから、創業者の精神を引き継いで乗り越えていくだろう。

 

参考

・(株)シャチハタのホームページ 会社概要|シヤチハタ

・はんこの「なるほど歴史館」 - 【印鑑・はんこ・実印】 はんこ屋さん21オフィシャルサイト