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「多摩大素描(すけっち)」2冊目−−ネコに扮した全教授陣の4コマ漫

ミニ高校同級会。東銀座の暫亭にて。17時半から。松田、清原。千葉雄欠席。


「名言との対話」8月17日。新村出

  • 「大器晩成ならぬ小器中成」
    • 新村出(1876-1967年)は東京帝大文科大学博言語学科に入学し、金田一京助らととも学び、首席で卒業し、この年から始まった銀時計明治天皇から授与されている。東大助教授、京大助教授、留学後教授になり学位を得ている。「広辞苑」の編集者だ。8月17日、卒す。
    • 「一通りは分からないことはない様にしたい」という考え方のもとに、語源に加え語史にも力を入れた。「広辞苑」は500万部売れた。「広辞苑によれば、、」とよく引用される国民的辞書となった。現在では、時代とともに進化し、CD=ROM版「広辞苑」も登場してきた。広辞苑は今も生き続けている。
    • 三浦しをん舟を編む」という小説を読んだ。15年の歳月をかけて「大渡海」という辞書が完成したとき、壮大なプロジェクトを一緒に戦った仲間たちは、「俺たちは舟を編んだ。太古から未来へと綿々とつながるひとの魂を乗せ、豊穣なる言葉の大海をゆく舟を。」と振り返る。素晴らしい物語だった。この辞書を編むという難事業に挑戦し成功させた偉人の一人が新村出だ。「私は中ぐらいを愛するんです」と新村はいっっている。器の小さい自分は中ぐらいの仕事でいいという考えなのだ。気負いがなくて好感がもてるが、本人の謙遜とは裏腹に成した業績は偉大だ。