「わくわく授業」「トップランナー」「あの人に会いたい」「新日曜美術館」---日曜日の夜のNHK教育テレビ

日曜日の夜はどのように過ごしていますか?


午後8時からのNHKの大型ドラマが面白いテーマのときは連続して観ているが、

このところ自宅に居る時はNHKの教育テレビをよく観ている。

夕刻6時からの「わくわく授業」。昨年この番組で取りあげられるという話があり、それから興味を持って観ている。英語の授業、短歌の授業、理科の授業など、全国の先生たちの工夫を凝らした授業は納得したり、感動することも多い。今日は韓国の小学校の英語の授業だった。


7時からは「トップランナー」の時間である。

この番組は若いミュージシャンや作家などがゲストに招かれて、司会者に質問を受けるのだが、功なった年配者の回想的な話ではなく、これからの可能性を予見させてくれるからなかなか面白く観ている。人気のある若者の考えや目指す方向なども興味深い。今日は、イラストレーターの五月女ケイ子がゲストだった。


7時45分からは、「あの人に会いたい」である。毎回過去のインタビュー番組の再放送という形だが、各界の故人である著名人たちがキラ星のごとく登場する。そして最後にその人の残したその人らしい言葉が紹介される。作家、芸術家、料理人、横綱双葉山)などいかにもその人の人生から醸し出された名言から心を打たれることが多い。最後に銀河の映像と富田勲先生の音楽をバックに人物の生年と没年、そして顔が現れる。みんな星になっていく。今日は騎馬民族説で有名な江上波夫さんだった。


8時からは「新・日曜美術館」の時間だ。この番組は朝9時からの番組の再放送だ。朝はNHKや民放でいい番組があるので、観れないので最近は夜に観ることも多い。人物記念館の旅を始めてから絵画や版画などの芸術作品を鑑賞する機会が増えたこともあり、この番組のファンになった。今日は開催中の「日曜美術館30年展」がテーマで、過去の番組のさわりも放送された。司馬遼太郎岡本太郎田中一村などの人物が映像で現れて楽しむことができた。


この後も、9時からは「N饗アワー」、10時からは「芸術劇場」と続くから、この方面に関心の高い人にはゴールデン・アワーとなっているだろう。