- 品川キャンパスで大学院の平成24年秋終了予定者最終試験。
宇佐美先生、春田先生、村山先生、望月先生と、4人の院生の発表を聞き採点をした。
多摩大は社会人大学院であり、産業現場が抱える様々な問題意識に触れることができるので、教員にとっても刺激に満ちている。特に、修士論文の評価のための読み込みと採点、発表を聞くことは大変に勉強になる。
今回は、カードバトルゲームについて学部のゼミの学生たちに教えてもらいながら「探検ドリランド」などのゲームを試してみていたので、発表の内容もよくわかった。
終了後、昼食の弁当を食べながら、村山先生、望月先生と学部運営などについて意見交換。
他の部屋の修士論文の発表の中では、「テレビ番組制作プロデューサーのキャリア形成とキャリア・トランジションの考察」、「メンタル不調舎を部下に持つ管理職への支援策への提案」、「剣道熟達者研究を通じてのビイネスパースンのキャリアアイデンティティ(成長・働き方)確立についての提案」、「仕事を持つ子育て中の母親ニーズに特化した、新しい病児・病後児保育の事業計画」などが興味深い。
修士論文17本の打ち、「特定課題」が7本あった。社会人大学院としては一般的な修士論文よりも現場の問題解決のための研究を完成させるために先生たちが支援するという方向がいいと思う。
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- 終了後、大学院教授会。
- 「実学」についての議論があり、多摩大の実学教育の歴史、新しい時代の実学は問題解決であること、二つの学部の人材育成目標には「問題解決」が入っており、大学院の「一業を起こし、一業をマネジメントできる人材」という目標は実は高度な問題解決を意味していること、問題解決には、改善、改革、創造の3つのステージがあることなどを私からは説明しておいた。
- 院生アンケートによると、入学前の期待より入学後の評価の方が高いそうだ。これは明らかに広報活動の不足である。大学院のホームページに情報をもっと載せなければならない。SEO対策などの小手先の方法ではなく、HPの内容を豊富にするという正道で勝負すべきだと思う。
- 私がやっている院生を巻き込んだ出版にも関心が高かった。8月末に受講生から最初の著者が出る予定になっているし、秋には図解を用いたビジネス理論のカードブックの配信が予定されている。こういうことも大学院としてもっとPRしてもいい。
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終了後、新疆ウイグルと天津の出張を終えた金先生(国際交流委員長)とコーヒーを飲みながら歓談。
新疆という急激な発展が見込まれる地域との連携の促進、10年に及ぶ天津財経大との交流の充実、、。
田村常務を団長とする教職員の新疆ウイグル使節団の成果を今後に生かしていきたい。