新入学生の基礎ゼミという科目が設定されて2年目を迎える。4月から7月の間の3ヶ月間で友達をつくりながら、勉強や大学生活の過ごし方を学ぶという趣旨の科目である。大学での講義のほかに、全員で合宿を行っている。今年も蔵王のラフォーレで教員や在校の先輩を含め130人ほどでバスを仕立てて行った。
学生全員の自己紹介、天明先生の挨拶やお辞儀の仕方という人気講座、教員の専門やアドバイスの時間、先輩たちによる学生生活の紹介、7月までのグループ研究のテーマ発表、そして夜はゲームなどのコミュニケーションタイムだ。3時間近くのこの夜の時間は、学生たち自信の企画でもあり、和気あいあいで賑やかな時間となった。片付けもテキパキとしており感心した。
翌日は、地元の窯元の指導による陶芸講座で焼き物をつくる時間である。この時間は粘土をこねながら無心になって、つくっていく。私は昨年はぐい飲みをつくったので、今年は眼鏡置きをつくってみた。窯元が焼いて、実際にモノとなって手に入るのは7月だ。楽しみである。
雨がずっと降っていたが、新緑の蔵王は素晴らしい。
学生同士、学生と教員、教員相互、のコミュニケーションが十分にとれて楽しい合宿となった。
