嶋聡「最強経営者の思考法」−−松下幸之助と孫正義の言葉

嶋聡「最強経営者の思考法」(飛鳥新社)を読了。

客員教授の嶋さんから送っていただいた本。
身近に接した松下幸之助孫正義から学んだことを書いた本。
以下、気に入った言葉。

孫正義

  • ニッチを狙え、という人はバカ。私は30年後のど真ん中のど真ん中を狙った。
  • 新規事業を始めるときには、最初に必ず、私がグループ内で一番の専門家になる時期がある。
  • 成功したければ「運のいい人」と付き合え。
  • 髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。
  • 時代は追ってはならない。読んで仕掛けて待たねばならない。

松下幸之助

  • 指導者は地位が高くなればなるほど謙虚でありたい。
  • すべての人を自分より偉いと思って仕事をすれば、必ずうまくいくし、とてつもなく大きな仕事ができるものだ。
  • 寸分の隙もなく、一所懸命やているけれども、余裕綽々としている。これこそ王者の姿だ。
  • 衆知を集めて、事を決するということと、多数決によって、事を決するということは、まったく異なることである。

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今日のオーディブル
司馬遼太郎「侍はこわい」。

「名言との対話」7月22日。

  • 「これまでも何かを成し遂げようとして簡単に成功したことは一度としてありません。Try Try Again! 何度でも挑戦しよう!」
    • 1854年ー1922年。69才で逝去。応用科学者。「近代バイオテクノロジーの父」。渡米して「タカジアスターゼ」という消化酵素を発見した。また医学界の大発見といわれる「アドレナリン」を発見する。「アドレナリンなくして医学会なし」と言われたほどの「世紀の発見」であった。
    • 高峰のビジネスプランをもとに渋沢栄一を社長にした東京人造肥料株式会社が設立された。この会社が現在の日産化学工業株式会社だ。タカジアスターゼを販売する三共株式会社では、高峰は初代の社長となった。「三共胃腸薬」の第一歩であった。高峰は研究を社会に結びつける点でも群を抜いていた。
    • 理化学研究所理研)は、高峰譲吉の国民科学研究所構想を、渋沢栄一らの努力で成立した研究所で、三代目の大河内正敏のときに大きく飛躍を果たした。ここでも高峰は大きな貢献をしている。
    • 2000年10月23日の朝日新聞で、この1000年で最も傑出した科学者は誰かという面白い企画があり、読者の人気投票を行っている。この記事では野口英世は圧倒的な票数で第一位だったが、高峰譲吉は13位にランクインしている。
    • この巨人は、研究や社会貢献に膨大な業績を挙げているが、その秘密は何度でも挑戦を繰り返す執拗さにあったようである。簡単に諦めては何も実現しない。

多摩キャンパス

  • 橘川先生
  • 授業の最終回
    • 参院選:19才の全国投票率39.66%。前回の20代の投票率33.37%。この授業の受講者の投票率は結果的に56%だったから、各党の公約の図解に挑戦してもらった意識改革の効果は16%だったという総括。
  • 良峯先生と2年生の矢倉君

九段サテライト

  • 大学戦略会議
    • 前回の「教務」の回答の確認
    • 今回のテーマは「就職」:「量も質も」へ。質の考え方は両学部一致。卒業生の追跡調査。ゼミの力。院OBの調査(起業、教授、著作。転職、、)。
  • 大学運営会議
    • 自己点検評価委員会
    • 研究活性化センター運営委員会
    • 教員人事(再任)
    • 戦略会議報告(教務)
    • 各セクション報告
    • 改革総合の4分野の点数確定。
    • 学長
      • 高齢化から単身世帯化。総合交通体系。劇的変化。産官学連携による地元貢献。社会参画の受け皿。参画型プロジェクトによる都市と地方の交流。
      • 現代の基礎学力。TOEIC,漢字検定、、。クラブ活動。多摩ニュータウンと川崎。えんきん。練馬のブルーベリー。インダストリアルツーリズム。お土産グッズ開発。参加を促すプラットフォームを大学が用意。刈り取り。
    • クオータ制は外国などの有名教授の招聘が目的。人事は全学的視点を加味。満足度ランキング。早稲田と日本総研。医療船構想の進展(35億円)。ルール形成。院生のプロジェクト参画。