ビジネスプレゼンテーション
1年生中心にプレゼンテーションの実践を中心とした授業を展開している。プレゼンをせざるを得ないとき、「逃げる」「苦痛を感じながらする」「仕事ならやむを得ないと思ってする」「自ら進んでする」と4つのタイプのうち、いずれかを自分で判断してもらうということを毎回やってきた。
第1回授業の4月10日は、逃げる6・苦痛63・仕事28・自ら2という結果だった。
授業の目標は、各自それぞれワンランクアップである(「自ら」をのぞく)
5月15日には、逃げる2・苦痛30・仕事63・自ら10となる。
6月5日には、逃げる2・苦痛19・仕事68・自ら3となる。
7月10日の最終回(13回目)では、逃げる2・苦痛6・仕事91・自ら8の結果になった。
当初一番多かった「苦痛」という段階の学生のほぼ全員は「仕事」にランクアップしたということになる。「逃げる」という段階だった学生もほとんどは「苦痛」の段階にアップしている。この結果は私も満足できるものだった。
授業やゼミや学内活動、学外のプロジェクトなどで彼らは躊躇することなく発言ができるようになっているから、今後の活躍が楽しみである。
ビジネス情報論
この講義は2年生を中心とした図解コミュニケーションをテーマとした実践型の授業である。最終回は、質問や感想を受けながら復習も兼ねて考え方を整理する授業となった。10数回の図解の実習を経ると、頭の中に思考回路ができてくる。彼らは考えるための武器を手にしたことになる。その武器を縦横に使ってそれぞれの関心分野や活動分野で生かして欲しいものだ。