泉ケ岳のふもとの「やまぼうし」で宴会

大学の現在の同僚、元同僚たちと郊外の泉ケ岳のふもとにある「やまぼうし」に泊まって懇親を深めた。

全員開学当初から建学に携わり、苦楽をともにした仲間だ。
法政大学に転出した外川先生、定年退職し現在は流通科学大学で教鞭をとる粟田先生、宮城大学初の名誉教授となった天明先生と奥様、最近教授に昇任した宮原先生、そして私の計6名。

このメンバーに今日は参加できなかった生嶋先生を加えた仲間は、退職、昇任などの機会にこのやまぼうしで集まってお祝いをしてきた。今回は宮原先生のお祝いがメーンだった。

温泉に入って7時から個室で食事をしながらわいわいと楽しく話をする。
気兼ねなく話ができるのであっという間に時間が過ぎる。
9時以降は部屋に戻り、最近の各自の近況、社会情勢、人々の消息、面白い本などの話題で時間が経ち、12時頃にやっと就寝。

このやまぼうしという宿は、自宅から15分ほどの距離にあり、木造のきれいなつくりで、周りは店などなくてとても静かで、お風呂もいい。私は家族で使ったり、東京から編集者などが来たときに一緒に泊まったり、このメンバーで使ったりしている。穴場である。宿に着くと従業員が名前を呼んで「いつもありがとうございます」と言われた。常連客として認識されているらしい。

翌日、また朝食をご一緒する。
来年の集まりの場所(八ヶ岳)や季節(6月頃)を確認して散会。

自宅付近を散策するときに、やまぼうしという花が目につく。
やまぼうし(山法師)。
葉の上に咲く花を法師の頭巾に見立てた名前である。
5〜6月頃林のなかに白い十字架型の花を咲かせる。
木の上部に花を付けるので上からか横からでないと見えない。
秋にひょうきんな赤い実をならせ少し甘く食べられる








Last updated 2007/12/14 0:04:32 PM