多摩学

k-hisatune2010-01-23

1月の教授会。
寺島学長が出席され、「2010年年頭所感と方針」をペーパーをもとに説明、解説があり、質疑応答があり、方針への理解が進んだ。
「所感」では、均質性を超える知的刺激が課題であること、全員参加型経営を目指すこと、「現代の志塾」にふさわしい学風の確立が示された。
「新年方針」では、「実学志向の大学」の実学を「今を生きる時代についての認識を深め、課題解決能力をたかめさせること」が実学と考えたいと再定義、、「現代の志塾」とは「学生一人ひとりが時代と向き合い、自らの能力・気質を踏まえた人生の目標を達成すること(自己実現)を促す高等教育環境を整えること」と、とされた。
多摩大学アイデンティティの確立のための「多摩学」確立の決意」では、グローバリティの追求と足元を見つめるローカリティの追求が両輪であるとされた。
「積極的経営企画(POSITIVE PLANNINNG)体制の構築。
「学生サポトの充実」では、もう一段の工夫を加え、学生を支援すること。
「一体経営管理志向」では、経営情報学部は「質的向上に専心」することがテーマとされた。「学力(特に物事を深く考える力)」の向上、創造的なカリキュラムの工夫、異質なバックグラウンドを持った存在との交流、新しい教育手法への挑戦、など。

「目線を高く」、「求心力」、「学生に背中を見せる」、「前に進むエネルギー」、「コンテンツ、成果、実績」、「うねり」、、。
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終わって、そのまま業績評価検討委員会を開催。学長方針も年頭に置いた活発な議論が展開された。
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「多摩学」に関係するが、多摩27市町村の郷土誌展示販売が、立川市オリオン書房ノルテ店で行われていると、ミニコミや新聞で紹介されていたので、出かけてみた。22日から24日まで開催で、新刊書を含めて一千冊が展示されている。「多摩郷土誌フェア」という企画だった。
今日は、八王子、青梅、日野、多摩の教育委員会などが編集した資料と、新刊本を含む単行本が並んでいた。観光、民話、開発史、など実に多彩な資料である。八王子市郷土資料館の販売図書では、「八王子空襲」「八王子の歴史と文化」「歴史と浪漫の散歩道」「石川日記」「尾崎日記」「千人同心関係資料」「八王子の歴史と文化」「埋蔵文化財年俸」「多摩の神道垂迹美術」「織物の街に生きる」「夕焼けの里の文化」「北条氏氏照と八王子城」などがのリストがあった。

私が購入したのは、以下。

  • 「多摩川絵図」−今昔−−源流から河口まで(今尾恵介解説・けやき出版)
  • 三多摩に輝く」(原克孝・けやき出版)
  • 「多摩川と甲州道中」(新井勝紘・松本三喜夫)、吉川弘文館
  • 「多摩の鉄道沿線 古今御案内」(今尾恵介・けやき出版)
  • 「鉄道計画にみる多摩市の移り変わり−−旧富沢家展示会」(多摩市教育委員会
  • 「富沢家と和歌・漢詩」(多摩市教育委員会