ゴルフと習慣

 

あるゴルフ雑誌から次の3つの質問に対するコメントを求められ、少し考えてみた。

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「法則や習慣を作ることで、どうして成功へと導くことができるのか?」

・人間は習慣の束ですので、良い習慣を少しづつ増やしていくと自然に成功への道を歩むことになります。

・そういう過程で気づいたものを自分なりの法則という目に見えるに形にまとめると、その法則が今度は自分の意識をさらに高めてくれます。自分で自分を律していくという自律の精神、そして自分の足で立つという自立の精神、この「自律と自立」の精神を養いながら、ゆっくり、じっくり、たんたんと、歩んでいけば目的地に達するでしょう。

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「久恒さん自身のゴルフにおける法則や習慣はなんですか?」

・毎回のプレーのスコア(下手の横好き!)、同伴者、ゴルフ場をホームページで公開する習慣を持っており、「生涯平均スコアの向上」(ここだけプロ並み?)というはるかな目標を念頭に置いています。因みに当初は同伴者のスコアも記していたのですが、同伴者本人からのクレームがあり止めざるを得ませんでした。(冗談のわからない人が多くて、困ったものです。)

・私は記録魔なのですが、痛い目にあった反省を込めた「ゴルフ十戒」などを記したメモをポケットに入れておいて、プレー中に何度も言い聞かせせれば何とかスコアがまとまるという自分なりの法則を信奉していたのですが、今はやっていません。これがスコアが伸びない原因だと今(!)気がつきました。

・私のゴルフのライバルは仕事上の師匠でもある今年85歳になる肉食系老人ゴルファーです。この人は「80代のうちに90を切る」と宣言して工夫を重ねており、毎年歳が増えるから達成可能だと放言しています。この気概と意欲は見習いたいですね。

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「なかなか法則や習慣を作れない人へのアドバイス」

・ホームページやソーシャルメディアなどで自分なりの考えや身に付けたい習慣を広く公開することが、深く後悔しないことにつながっていきます。

・早咲きのうさぎ型の人は努力を怠りがちなので大成が叶わないことが多いように思います。「遅咲き」を信じて、亀になったつもりで、たゆまず、一歩一歩進んで行きたいものですね。

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今日の収穫

  • ねたむ、そねむ、ひがむ、うらむ、にくむ。そういう気持ちを持っている人には運はついてこない。(米長邦雄・将棋名人)
  • 運は努力した人のところにしか来ないと思っています。(横綱・白鳳)