琉球新報1月1日号。
日本本土との関係では「現行どおり」が5年前から15.7%減り5割を切った。
翁長知事はあらゆる権限を行使して辺野古基地を造らせない決意だ。
沖縄の経済は千載一遇のチャンス。観光、物流、IT。
- 一面トップは「琉球新報県民意識調査」。今後、日本における沖縄の立場をどうすべきと考えますか。「現行どおり46.1%」(2011年61.8%)「単独州・自治州・特別県、連邦制、独立34.5%」(2011年、特別区、独立20%)
- 金口木舌「日本復帰から45年。サンフランシスコ講和条約で本土と切り離されて65年」
- 社説「復帰45年は「本土並み」とは程遠い」
- 辺野古再び緊迫「3月末の辺野古沿岸部の岩礁破砕許可の更新を認めない。工法申請の手続きを認めない。承認後に生じた重大な事由(県民投票など)を根拠に「撤回」する。土砂運搬、環境調査、生物調査、漁業施設占有など名護市の市長権限を駆使する、文化財保護法の活用、、」
- 翁長知事「判決では知事権限の大きさが示された。オスプレイの配備撤回、辺野基地は造らせない。日米地位協定の改定も。アジアのダイナミズムを沖縄が取り入れることができるようになった。」同面に鶴保沖縄相、稲田防衛相のインタビュー記事も。
- 田中優子・加藤典洋対談:加藤「表向きは友好国、本当は従属国というねじれた関係。対米従属は一種の薬物依存。」
- アメリカの識者3人「移設問題は細部問題で国防長官マター」「東京が求めているから駐留する。日本の安保面の能力拡大が鍵」「基地閉鎖か、日本から多くの金をゆすり取るか」
- 県アジア経済戦略構想推進者「観光。国際物流ハブ。ITスマートハブ」
- 新春トップインタビュー70人に戦略、抱負を聞く。
「名言との対話」1月5日。夏目漱石。
「世の中は根気の前に頭を下げる事を知っていますが、火花の前には一瞬の記憶しか与えて呉れません」
夏目 漱石(なつめ そうせき、1867年2月9日(慶応3年1月5日) - 1916年(大正5年)12月9日)は、日本の小説家、評論家、英文学者。
「大学に職業学という講座があって、職業は学理的にどういうように発展するものである。またどういう時世にはどんな職業が自然の進化の原則として出て来るものである。と一々明細に説明してやって、例えば東京市の地図が牛込区とか小石川区とか何区とかハッキリ分かってるように、職業の分化発展の意味も区域も盛衰も一目の下にりょう然会得出来るような仕掛けにして、そうして自分の好きな所へ飛び込ましたらまことに便利じゃないかと思う。」続けて、これは空想であって、こういう講座はできないだろうが、あれば非常に経済的だろうと述べている。現在全国の大学がやっている「キャリア」」に関する科目は、漱石が空想したものが実現していると言ってもよいだろう。
そして職業について語る。道楽である間は面白いに決まっているが、その道楽が職業と変化するとたんに今まで自分本位であったはずが、一気に他人にゆだねることが多くなる。道楽は快楽をもたらすが、同じことをしているようにみえても職業となれば苦痛を伴うことになる。職業というものは、一般社会が本尊になるのだから、この本尊の鼻息をうかがいながら生活を送らざるを得ない、という見立てだ。
建築家になろうと思った若き漱石は、今からピラミッドを建てられるわけではないと友人に諭され、志望を文学に変える。以後の日本文学の基礎となるべき書物を著すという「天下の志」を実現すべく、根気を持って少しづつ牛のように取り組んでいった。わずか50年の生涯であったが、その書物群によって今なお文豪として日本近代文学の祖としての命脈を保っている。「文章も職業になるとあまりありがたくない。また職業になるくらいでないと、張合いがない。厄介なものです」とも述べてはいるが、「職業と道楽」についての優れた洞察にもみるように何ごとにも一家言を持っていた漱石は一種の起業家だったのだ。その「天下の志」は見事に開花している。2017年9月に新宿にオープンする漱石山房記念館でその偉業を確かめよう。
「副学長日誌・志塾の風170105」
-金先生:リレー講座
出原先生、久保田先生:正月談義
今泉先生:大学院
学長:ホテル講座
学長年頭挨拶。両学部、大学院の幹部教職員。
- 宗教改革500年、明治維新150年、ロシア革命100年。新著「シルバー・デモクラシー」。時代認識と全体知。
- アジア・ダイナミズム。グローカリティ。高度ICT人材。サービス産業の高度化、観光人材。
- 学生層は団塊ジュニア(40代前半)の子供。団塊の三代目。
- 地域社会の課題解決。答えを探す。
- 研究者としての自覚と責任倫理。専門の深化とネットワーク形成。
- 大学院は「知の再武装」。全学で共有しチャレンジを。
趙先生:韓国の正月
バートル先生:採用