昨年、一太郎・花子のジャストシステムと図解ソフトの開発に携わった。技術者との共同作業やアドバイス、議論は、新しい経験だった。異世界の衝突でいろいろ見えてきたものがある。
今まで、図解ソフトの話が何度かあったが、いずれも実現することはなかった。出来あいのソフトではなく、図解専用のソフトが欲しいとずっと思っていたが、今回そのプロジェクトが実現した。
プレゼンソフトとしていくつかのメジャーなパソコン・ソフトがあるが、図解に特化したソフトは初めてではないだろうか。よく使う基本パターンを用意してあるので、それを利用しながら楽に自分自身の問題を図解にできるという特徴がある。
この図解マスターには「下書き」機能がついている。気楽に下書き画面でキーワードなどを打ち込みながら図形を動かしていると、自然に図解が出来上がってくるという仕掛けになっている。
ビジネスの現場で参考になる企画の図解などのテンプレートも用意してあるので、即戦力になる。
人間の表情をたくさん使えるようにしたり、ビジネスの現場で使えるイラストを用意するなど、仕事で使えるイラストを意識的に搭載してある。
操作の複雑性をできるだけ排除したので、迷うことが少ないはずだ。
商品の発売は2月。私は監修者。
http://www.hisatune.net/html/zukai-m/index.htm