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宇野常寛・根津孝太・吉田浩一郎・駒崎弘樹・・猪子寿之・落合陽一、

先日、大分市美術館でチームラボの企画展を見て、率いる1977年生まれの猪子寿之の世代に関心が湧き、次の本を読んだ。

宇野常寛編著「静かなる革命へのブループリント−−−この国の未来をつくる7つの対話」(河出書房新社)を読了。

静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話

静かなる革命へのブループリント: この国の未来をつくる7つの対話

1978年生まれの注目の評論家・宇野が主宰する批評誌「PLANET]の対談を加筆したものだ。

  • 根津孝太(1969年生):デザイナー・クリエイティブコミュニケータ。
    • 「自分が何を生み出して、関与しているか」「プロダクトアウト」
  • 吉田浩一郎(1974年生):(株)クラウドワークス社長。
    • 「サラリーマンとフリーランスの比率を大きく変える」「核人材は社内、プロジェクトはクラウドソーシング」「ゆるくつながる仕組み」「年収500万の人を1万人つくる」
  • 駒崎弘樹(1979年生):社会起業家NPO法人フローレンス代表理事。
    • 「自分の事業で目の前の人を助けて成功事例をつくりロビイストとして制度に接続する」「体制をハックしてカイゼンしていく」「政策を売る」
  • 門脇耕三(1977年生):建築学者
  • 猪子寿之(1977年生):デジタルクリエーター。チームラボ代表。
    • 「アートによって「カッコいい」という概念うぃバージョンアップさせ社会を変えていく」「21世紀社会のイメージは日本を含むアジア的なものに対する回答」「日本は非実在のものをコンテンツ化してきた」「ハイクロリティのグローバル層とロークオリティのコミュニティ」「
  • 尾原和啓(1970年生):楽天(株)執行役員
    • 「メディアの肥大に対抗できるのはコミュニティ」「職業、保険、医療といった生活サービスを民主化する」
  • 落合陽一(1987年生):メディアアーチスト。
    • 3次元空間でのオンピュータグラフィックスの実体化」「仮想現実(VR)から拡張現実(AR)へ」「人間と現実との関係を変えるテクノロジーの発達」「宇宙に出るとある一つの能力が開花し人類は進化する」

それぞれ個性的な、未来プロジェクトを自身でハンドリングしている人たちだが、彼らは互いに刺激をうけながら一緒にさまざまなプロジェクトを立ち上げている。
ウェブ共済保険、東京オリンピックの理想プラン、ものづくり2.0、、、、。

後書きで宇野はこういった活動に参加して欲しい、具体的にコミットして欲しいと結んでいる。
ここには未来が確実にある。

「名言との対話」8月7日。岸信介

  • 「内閣というものは、時期が長いのが偉いんじゃなしに、何をしたかということが問題であってね」
    • 岸信介(1896-1987年)は、「満州」と「安保」をやり遂げた人物である。「昭和の妖怪」と呼ばれた岸信介総理大臣(1986年生れ)は、日米安保の改定を行ったことが最大の業績として知られている。5つ下の弟は佐藤栄作総理だ。岸は長州佐藤家の次男であった。祖父は幕末の吉田松陰らの志士たちと交遊があり、維新後は島根県令をつとめた。義理の叔父は松岡洋介である。岸の長女・洋子は阿部晋太郎と結婚する。その息子が安倍晋三総理だ。
    • 総理辞職以後のインタビューを読んで、その慧眼に感心した。以下。
    • 「二大政党が望ましい。、、一度自民党が野に下る必要がある、野党になる必要があると思うんだが。そのためにも小選挙区制で二大政党を育成すべきだという意見なんですがね。」
    • 「日韓、日華あたりでは、民間でも有力な人が言いたいことを本当にそのまま言い得るような場を持つことが意味があると思うんですよ。」
    • 「(憲法改正は近い時期に可能性があるものではないですよね)という問いに対して、わからないよ。世界情勢がどういう風に変わるかによってね。」
    • 戦犯の獄中にいいたとき。「獄中三楽、読書、静思、家書。」「人が孤独に於いて、無為に閑居して退屈を感ずるといふには、其の人に思想がないからである。独りを楽しむだけの人間的内容がないからである。」「天大任を其の人下さんとするや、まづ其の人を苦しむ。」
    • 冒頭の言葉はトップの心構えにのように聞こえるが、個人についても当てはまる警句である。お前は何をしに生まれてきたか。お前は何をしたか。