「久恒啓一の図解塾」入門の第4講(YMAI大学深呼吸学部)ーーテーマは「SDGs」

図解塾第4講を行いました。テーマは「SDGs」で、「17の項目を図解せよ」。さて、結果は?

以下、受講生の感想から。

  • SDGsについては日頃から少し触れており、テーマに沿って分かっていたつもりでしたが図解にして自分に落とし込もうとした際に自分がいかに分かった振りをしていたか恥ずかしく思いました。図にする前にグループ化し、共通点などを見ていく中でいかにピクトグラムが大雑把なものかと、言葉の曖昧さが見て取れました。自分なりに理解を含めて図案を深掘りして行こうと感じました。今回の講座も含めて、自分の今後のプロジェクトに活かしていきたいと思います。
  • 本日のテーマ―「SDGs」は貴重な話題でした。皆さんの捉え方、図解への認識など等学ばせて頂き大変有意義でした。全員参加の趣旨に反して発言には至らなかったのは残念に思っています。質問を投げかけて下さった猪俣さん次回は答えられるようにいたします。気軽に久恒先生の塾に組み入れて頂きましたので気が付くのが遅いのですが、事の貴重さに気が付き、事前の取り組みが必要だと認識を新たにしている処にいます(笑)。また、今回の当方の不安定な環境は、どうやらカメラ設定にあるかと思っているので、こちらも整備して次回も参加したいと思っています。本日は久恒先生及び皆さんの貴重な意見を拝見拝聴できて楽しくありました。
  • 本日のテーマは久恒先生の選定が良く、非常に面白く、勉強になりました。冒頭に久恒先生が指摘されたように国連はSDGsの17のテーマを単に網羅しただけで、その背景も、目的も相互間の関連も何も表現されておりません。逆に、そのことが、今回の受講者の理解の仕方の違いになって出てきており、面白かったです。私は、世界の現状がこのまま進行していけば、地球と人類は危ないと思ってます。後進国では人口爆発が進み、現状の世界人口約70億人は2050年には140億人(諸説あり)にも達すると想定されております。金魚鉢で言えば、金魚が増え、濾過器を付け、酸素補給をしている状況が現在で、それ以上増えると金魚は全滅する状況です。人口爆発によるエネルギー資源不足、水資源不足、地球温暖化、森林破壊、環境汚染、海洋汚染、漁業資源の枯渇等は、地球規模で真剣に取り組まなければ解決出来ない課題として、人類の前に立ちはだかっています。後進国は飢餓、貧困であえぎ、先進国は経済格差が拡大し、教育格差の連鎖を生み、又、価値観の多様化に対応出来ない国内の対立を生み出しております。世界は連携し、真剣に取り組まなければ人類滅亡の危機に直面します。このような状況と17のテーマテーマを図解で表現したかったのですが、図解の実力不足と時間不足で中途半端に終わりました。
  • 本日の講座は受講生全員の作図を拝見することができました。40分間で手書きからデジタルへまとめるのは、久々にコンサル時代のタイトな仕事を思い出し、結構な集中が必要でしたし、かなり自分の能力が以前よりも劣っているなあと感じた反面、以前よりも「情報の構造」に関する気づきは上がっているなとも実感しました。久恒先生が講義内でおっしゃった「空の豊かさはどうなっているのか」という視点はさすが!と感嘆し、そこから空=宇宙、という論点はますます凄い!と思いました。国連自体は「空の豊かさ」とは言わないまでも、それは「気候」という捉え方もできるかも知れないし、構造にしてみると、人類全体で抑えなければいけない共通課題は「気候変動」に関しての事かもしれないなあと自分なりの理解ができたのはとても良い発見です。来週からのテーマはいよいよ自分の仕事。ある意味SDGsの図解より大変かも(汗)
  • 皆様本日もお疲れ様でした。まず17個の目標を前に面食らってしまいましたが整理の為4象限に振って関係性を見いだそうと各ワードを並べた迄は良かったがそこ迄。根本欲求と支える方法論との関係性をもっと判り易く表したり、何よりも肝心なメッセージが書けず大そう残念な結果で猛省。
  • ・こんだけ考えて考えて考えぬかないと、まともに図解することができないとは、SDGsのまとめ方って役人的でクソだと思いました。・図解するときって、最初に見えるビジョンを描いている間に、考えれば考えるほど、図が変わってくる。・タイムトライアル的な作業をしていると、「最初に考えて」見えたビジョンを紙に適度に下書きをして、「これでイケる」と思ったら、それをデジタルツールを使って清書をし始めると、「さらに考える」ってプロセスを促進できるような気がしました。・試しに、Facebookのウォールに図解をあげておいたら、なかなか盛り上がって、なるほど、コミュニケーションを呼び起こすものなのだなと実感しました。<図解について>企業の統合報告書とかに使われている「資本の概念」を援用して、社会的な価値が生まれるプロセスとして組み立ててみました。作っている間に、「と」でつながっている項目はたいてい分解しないとダメだなと思い、割ってしまいました。二つのグループに渡るものじゃので、中間に置きましたが、いま考えてみると二つに割りたかったです。下書きがとんでもなく読めないものになっちゃったので、マッハで清書しました。
  • SDGsについての皆様の図、皆様の説明を聞いて、とても勉強になりました。それぞれの地域で各項目の大きさが違う。というのは納得いたしました。また、短い文の中でも、”と”、”も”などの接続の言葉についての裏を読む。そこを、矢印や〇で表現する、関係性を表す。とても深く難しかったです。発表にとても苦手意識を持っていますがが、図で示しながら説明できるよう頑張ります。
  • 図はマズローの欲求のようなイメージで描きました。今日の感想。文章を抜き出し丸で囲むとわかりにくくなる。キーワードのみが良い。それぞれの図の説明を聞くと、その方の大切にしている物が見えてくるように思う。図が国によって異なるという視点に驚かされました。時間をかけて完璧と思える図を作るより、短時間で描くのが良いと感じる。意見をもらいながら図を成長させると共に作っているという仲間意識が強くなる。
  • 国連さん、デザインをおしゃれにすることで綺麗に描いている風ですが、さっぱり頭に入りません~。みなさまの想いを知ることができるのが面白いです。みなさまありがとうございます!
  • 項目を付箋で書いて配置していく技が良さそう。真似してみます。(17個もあるからとタブレットで書き出したが手書きには及ばず)全員参加の空間でありながら、質問がなかなか浮かばず。気付いたのは、限られた時間の中で作成された図には、作成者にも気付き足りない部分や書き足りない部分があったはず。そんな中で、「質す質問」になってしまうのが怖かったのかもと思った。図に対する質問の方法はもう少し考慮を続けたい。SDGsについて、単語は知っていても17個の項目について深掘りをするのは初めてでした。「目を背けていました」と言ってもいいかもしれない。今では、図解にしないでどうやって理解できるんだ、と思ってしまう。次回は自身の仕事の図。まずはキーワード抽出から着手します。
  • SDGsは、知ってるけど知らないみたいな感じで、あまり見ないようにしてきてしまっていました。今回、図解してみて、地球人として、ちゃんと考えなきゃいけないと改心しました。皆さんの図解を見れるのも、とても有意義で勉強になります。私の図解は、分類までしかできていないので、関係性、大きさ、矢印などをプラスして、ブラッシュアップして、ブログで公開できるところまでしたいです。
  • 【第4回の感想】・久恒先生の一言一言が熱い!・みなさんの個性の振れ幅が半端ない!・小酒井さん、力丸さんのファイル化超速度かつその速度でのクオリティ、凄まじい!(さん付け共通とさせてください)・自分自身はやはり思考がどこかで止まってしまう。 自分なりのラベル付け、タグ付けの次にいけるように、 図解的思考、関係性を掘り下げ、構造化すること、など、 図解を使って自分なりの思考を、試行し、 掘り下げることを習慣化出来るようになりたいと思いました。・SDGsについては、貧困、飢餓、教育の関係性のところは、 エステール・デュフロの著作(『貧乏人の経済学』『絶望を希望に変える経済学』等)を読み込んで更に深めたい。[今日の授業で印象的だった言葉など]久恒先生の言葉。「図解することで、知の巨人も、自分の視点で論じられる」「図解することで欠けているものに気づくことが出来る」 (SDGsでいえば、海、陸があって空は?など)「見ているだけでは負けてしまう。図に取り込むことで自分なりに考えることが出来るようになる」久米さんの言葉「知のバディシステム」
  • 大目標、中目標、個別に分けて階層化表現をして見ました。こんなパターンで17項目を全て網羅したい。
  • 今日の図解塾の課題は、今話題のSDGs。17のゴールをわかりやすく図解せよとのミッションです。そもそもこの課題に取り組んで気づいたのは「ミッション・インポッシブル」だということ。マジカルナンバー7で、頭脳明晰な人でも、7つ以上のことを理解できないのに、17も箇条書きで並べるなんて無茶な。色とりどりでごまかしてはいますが、分類し、重みづけをしつつ、それぞれの関係性を図解しようとすると「なんじゃこりゃ?」というのが、みんなでやってみての印象でした。それを証拠に、メンバーのみなさまの図解でバラバラになりました。つまり、国連で伝えようとしていることが、図解塾に出ているような大学の先生やら第一線のビジネスパーソンでも、きちんと伝わっていないということですね。もちろん、私の図解もムリヤリ創ったもの。マズロー欲求段階説に倣って、最も根本的な地球環境問題を第一層に。13気候変動、14海の豊かさ 15陸の豊かさですね。ここがこけたら全人類がこけてしまうので優先順位は高いです。ちなみに17のゴールは、ゴールといいつつ手段と目的が混在しているので、ゴールの5層ピラミッドの横に、特に先進国が取り組むべきTO DOを並べました。地球環境問題解決のTO DOとして、7エネルギーのクリーン化、8つくる責任つかう責任を挙げました。続いて、第二レイヤーには、生存の最低条件として、2飢餓をゼロに、6安全な水とトイレを挙げました。そして、第三レイヤーは、より豊かな生活を求めるとして、1貧困をなくす、4室の高い教育、3健康と福祉を挙げました。その実現のために、9産業と技術革新を挙げました。DX革命で、より安価で広範に教育や健康福祉サービスを広められるからです。
    第四レイヤーは、精神的な満足で、8働き甲斐と経済成長、11住みやすいまちづくりを挙げました。こうした暮らしが実現すると、より利他のこころがはぐくまれるので、17パートナーシップを組もうという地球市民的マインドが発動するかもしれません。それにより、5ジェンダーの平等が進み、10 人や国の不平等をなくして、、16平和で公正な社会が実現するのではないでしょうか?
  • 汗かきました。
  • 「SDGs(持続可能な開発目標)」の17項目を図解するにあたって、まず、項目を仲間分けした結果、その目的を「人を笑顔にすること」と考え、これを軸に図解を組んでいきました。人がどんな状況になれば幸せか、それを妨げる課題や助ける取組み、課題を解消するための取組みというふうに関係性をまとめていきました。作成後、メンバーのみなさんからご意見をいただいたり、図解の発表を拝見したりすることで、「図解に正解は無い。」ということを改めて実感しました。どこに向かってまとめるのかで、項目の関係性が違ってきたり、流れが異なったりするのを作者の説明を聞きながら発見できたので、講義の時間中、すごく楽しかったです。私の図解は初歩的な段階ですので、これからもどんどん学ばせていただきたいと思います。久恒先生、メンバーのみなさん、よろしくお願いいたします。
  • 「 S D G s を図解で考える」お友達の皆さん知ってたSDGs!!久恒啓一先生のzoom図解塾での今日のテーマでした。日頃から住環境について等環境には敏感なのですが…一方で小々企業には縁遠いと考えていたんだなぁ…今夜はチト脳の違う部分を刺激してみました。
     

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「「名言との対話」10月14日。葉室三千子「身についたものは忘れない」

葉室三千子(はむろみちこ ?    2017年10月14日)は、マスターズ水泳世界記録保持者。97歳の長寿の人。

夫は日本競泳界黎明期の選手で、1936年ベルリン五輪の200m平泳ぎ金メダリスト・葉室鉄夫(2005年に88歳で没)。鉄夫は引退後は毎日新聞社に入社し、運動部記者となってアメリカンフットボール甲子園ボウル創設に携わるなど、第一線記者として活躍した。1990年国際水泳殿堂入り。2011年に功績を讃えられて高石市ふれあい健康増進センターに記念コーナーが設けられている。

 妻の三千子は、2013年にイタリア・トリノで開催され た世界マスターズ水泳長水路(200m平泳ぎ)で、85歳で5分35秒82の世界新記録を出したスイマーだ。

マスターズ水泳」とは何か。市民スイマーの祭典で、日本では18歳から100歳までが参加できる。生涯スポーツとしての水泳競技で、年齢区分は5年ごとだから、年齢が上の区分になったときがもっとも若いので、記録がでる可能性がある。葉室三千子の世界新記録は、85歳から90歳の区分に上がった85歳だった。

国際水泳連盟FINA)が主催する水泳のマスターズ世界大会の1986年の第一回は東京だった。2年ごとに世界のどこかで開催されている。2017年大会では96カ国から9,000人を超える元選手や水泳愛好家が参加し、最年長97歳のアスリートも参加するなど、話題となった。

葉室三千子は2012年に娘・広瀬カヤ子とインタビューを受けて、「92歳&64歳親子女性スイマーの夢」という発言記録が残っている。「孫たちからお転婆をもじって<おてんばあば>と呼ばれている」「葉室は本当に素敵だった」「結納は金メダル」「年齢に限界はない」、、。、

そして「50年ぶりに泳いだマスターズ水泳日本記録。身についたものは忘れない」と発言している。三千子はその翌年に世界新を出したのだ。覚えたものは忘れる。しかし身についたものは忘れない。それが言えるのは自転車の運転技術や、わかい頃に取り組んだスポーツだけではないのではないか。身につくということは身体に刻みこむということだ。カラダだけでなく、アタマも同じだと思う。