最初の教授会--土曜日が会議の日

10時40分から、今年度最初の教授会があった。
冒頭には野田学長代行からの強烈なメッセージが30分ほどあり、この大学の過去と現在に思いが及ぶ。その後は、委員会人事、20年度活動計画、中期活動方針、委員会報告などの議題が淡々と進んでゆく。12時に終わったから実質の時間は1時間に満たない。3月下旬に行われた熱海の合宿にも参加しているから、ほとんどはすでに顔見知りである。
12時10分からは大学院教授会にあたる研究科委員会が同じ場所で行われた。学部兼務のメンバーと大学院専任のメンバーとはほぼ半々くらいだろうか。昼食の弁当を食べたあと、承認事項、報告事項、今後のスケジュールと続く。こちらも1時間弱で終了する。
13時過ぎからは、学部長による新任専任教員オリエンテーションを受ける。三井物産戦戦略研究所からきた沈才彬先生、小論文の神様として受験生に広く知られている樋口裕一先生、会計と財務を担当する金子邦博先生、室蘭工大・高知大を経て着任した菅野光公先生と私の4人が対象。勤務、教務、研究費などの説明を受けた後、疑問に思っていることなどを質問してていねいに答えてもらう。
終了後、樋口先生と私の研究室でいろいろと情報交換をする。

この大学では教授会は土曜日となっている。学生の教育を最優先すると平日に会議で講義ができない日や時間があるのはまずいということになるから、当然のように土曜日になる。宮城大では水曜日が会議の日だったから、実質4日でカリキュラムをこなしていたからきゅうくつだった。ここでは土曜日も教職関係の講義があり、この日も新入生の授業も行われていて、事務局も開いている。建学時の学生満足を中心に組み立てられた仕組みが生きていると感じた。
来週からいよいよ講義が始まる。