学び直しの5冊-「図を描く技術」(週刊ダイヤモンドに連載中)

週刊ダイヤモンドに連載中の「学び直しの5冊」。毎週水曜日発売。本日入手。以下、その概要。

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選・評
多摩大学経営情報学部教授
久恒啓一

稟議書の文章表現にやたらとこだわる上司がいる職場の生産性は低い。強い経営の基本は、「理解+企画+伝達」というトータルコミュニケーション」にあるのに、子細にこだわるあまり理解も思考も進まず、コミュニケーションも活性化しないからだ。しかし、、、、、、。

上手に描けるだろうかと案ずることはない。一定の訓練で一定のレベルに達せられ、個々人のセンスに依拠しないからこそ図解コミュニケーションは知的生産の「技術」なのだ、、、、、。

拙著『実戦!仕事力を高める図解の技術』は、問題点を見える化するための図解の基礎技術を解説している。、、、、。

マイクロソフト社の図解コミュニケーションツールを使って図解する技術を解説が同じく拙著『Visioでマスターする図考プレゼン実践の極意』(アスキー 二〇〇五年 二四〇〇円)Visioの評価版CD付きなので、、、、、。

海保博之は、心理学の大著もある斯界の大家だが、「認知表現学」という領域を打ち立て、数多くの啓蒙書を出版している。『一目で分かる表現の心理技法』(共立出版 一九九二年 二一〇〇円)は、、、、、、、、。

分かりやすさとは何か、を切り口に図解を研究しているのが藤沢晃治で、『分かりやすい図解コミュニケーション術』(講談社プラスアルファ新書 二〇〇六年 八〇〇円)は手ごろな、、、、。

図が、いかに多くの概念を包含させられるかを知るには視覚デザイン研究所編『図表・地図ハンドブック』(同研究所 一九八一年)。古書での入手となるが、、、、、、、。