プロジェクト型運営−−NPO法人知的生産の技術研究会総会

k-hisatune2010-02-26

九段サテライトで二つの会議。
まず、全学入試委員会。途中、バンクーバーオリンピックの花である女子フィギュアのフリー演技の時間になったので、会議を休止しワンセグでキムヨナと浅田真央の演技をみんなでみる。日本中、いや韓国もそうだろうが、みんなで見ているだろうから、仕事がストップしているのではないか。

2月の戦略会議。学長から。
「先日の多摩大ビジョン以来、4つの体験。渋谷幕張高校での大規模な講演、広い意味の系列校との関係。金沢での環日本海関係会議で小松製作所会長と意見交換したが、本来の実学中心のラインナップに集中。湘南信金での講演、企業とのコンタクトを拡大し友好企業群をつくっていく。セブンアンドアイ、近隣の地域社会に評価されるセンターという視点。
留学生支援ファンドの創設。手づくり感。企業への協力依頼(企画書)。アルバイト先、クラブ活動での支援、ホスピタリティなど。
日本ツーリズム協議会での講演。学生の姿が多い。中国人の海外渡航者は5000万人から一億人へ、日本は10%の引き受けを国交省は予測。ツーリズム人材の育成が急務。
大学の外に向かって評価を高めるべく攻めていきたい。教育、研究、経営。特にインターゼミ・リレー講座などの深化という教育面、学の基点としてグローカリティを持った「多摩学」を通じた研究面、そういう教育と研究の両面で学長室のさらなる充実を図りたい。」

夕刻19時からは、赤坂でNPO法人知的生産の技術研究会の総会を開催。理事長として会員に説明するという役割。2009年度報告と決算、2010年度予算と活動方針を報告し、了承をいただく。活動方針として「プロジェクト型運営が基本。手帳PJ、出版PJ,デジタル知研PJ、そして電子出版時代に向けてのコンテンツ整理PJ。そして幹事制度の導入。40周年のプレスリリースなど、、、」を述べる。
その後、出席者全員から知研の活動についてのコメントをもらう。古くからの会員と最近の会員。皆さん意欲が高く、インテリジェンスを感じさせる話しぶり。

20時から懇親会。少し食べてから、キクタスの早川さんに「デジタル知研」に向けてのポッドキャストを用いた提言をいただく。音声と動画とPDF。1時間以上の最新の技術を踏まえたお話が今後の活動にずいぶんと参考になったようだ。