「次の20年の20人」は誰?−国際情報誌「フォーサト」最終号

国際情報誌「フォーサイト」は1990年創刊だから20周年。その20年で紙雑誌としての寿命を終えるが、今日届いた最新号で「これからの20年」という特集を組んでいる。その中に「次の20年の20人」という記事がある。2010年から2030年にかけて活躍を期待される世界中の人物を挙げて、その人物像を語っている。
最年長は、1950年の郭台銘(60才)、1952年のプーチン(58才)あたり。最も若いのは、1976年生れのラマ・ヤド。日本人は40代と50代。二人の日本人を含むこれら20人を注目したい。「ウェブ版フォーサイト」は夏にスタートする。(http://www.for-s.com

 東京三菱銀行ワシントン事務所長を辞し、2003年に起業。金融の仕組みを使って貧困を解決する。中南米から米国に移住した移民に、送金・決済口座を提供。ネットワークに滞留する資金を移民への小口融資に使う。送金網は100ヶ国。「貧困層のための金融」。

 起業家にして投資家。ビジネスと非営利活動を並行。ドバイ、米国、日本が主な活動拠点。時代の先端をいくネット企業に投資。共有・公開を促す新しい著作権の形を普及させる米コリエイティブ・コモンズCEO。世界的な産官学政芸の人脈。http://joi.ito.com/jp/