「知的生産手帳2011」の評判は?

「知的生産手帳2011」の評判を探ってみました。以下は、アマゾンと楽天の読者の書評です。(書評というのかな?)

知的生産手帳 2011

知的生産手帳 2011

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昨今のビジネス誌で効率の良いスケジュール管理について取り上げられているのをよく目にする。iPhoneなどのスマートフォンをはじめとしたディジタル・ガジェット。それに対してのアナログは、「手帳術」という言葉もあるように、手帳の類が注目されている。さて、この『知的生産手帳2011』であるが、タイトルのとおりこれは「手帳」である。しかしこの「手帳」には「使い方」が存在する。何せ手にとってすぐ目に付いたのは、帯紙に躍っているコピーである。『あなたの人生を「視覚化」する手帳です』。そのために「使い方」が存在するということだ。「手帳」といえば、主な用途はスケジュール管理やメモ、アドレス帳などであろう。しかしこの「手帳」は「人生を視覚化する手帳」らしい。なるほど、冒頭から36ページに亘って続く「使い方」と、メインとなる手帳の部分を見て了解した。この手帳は2011年版ではあるが、2011年が終わり巻末に近づくと「一生の計画」というページがある。つまり、従来の手帳ならば一年間しか計画することがきなかったが、この「手帳」は、今後何年も何十年も(!)先のことも計画できるのである。また肝腎な手帳部分(スケジュール管理)にも触れておきたい。主な内容は月間予定表と週間予定表である。特筆すべきは週間予定表で、最近流行している縦方向の時間軸に予定を記入するバーティカル・タイプであり、時間帯は朝5時から深夜1時まで。十字リーダも入っており、使用者が使いやすいよう配慮されている。1ページあたり二日分という余裕ある記入スペースもありがたい。さらに各ページの上部(ヘッダ)には、偉人・著名人らの名言が掲載されており、下部(ヘッダ)にはその日に生まれた偉人・著名人の名も記されており、手帳を開くのが楽しくなるような工夫もなされている。従来の「手帳」とは少し違ったこの「手帳」。試す価値、アリ。

手帳なのに、なぜカテゴリーが読書になるのか。と思ってしまうような手帳。本書は、梅棹忠夫さんの本を端に発足した知的生産の技術研究会という私の所属している会の事務局をしている秋田さんからの情報で、感想を書いてくれる人には、献本します・・・という条件のもとで頂いた本である。手帳なのに、感想!?と最初は疑問に思った。そして、手帳の感想を書くなら、きっと一年後になってしまうんだろうになぁ…とも思ったけど、とりあえず面白そうなので献本をお願いした。現在その会の理事をしている久恒啓一さんを中心に考えられた手帳らしい。この手帳に関しては、良い面と悪い面を正直に書いていく。良い面は、1年後だけでなく、これからの自分について考えるきっかけや考え方を与えてくれる。時間軸が、5時から25時までと幅広い。いろんな人の格言が沢山載っており楽しい。to doリストなども整備されており、なかなか完成度が高い。悪い面は、重い。いろんな内容が詰め込んであり、本の要素もあるので、手帳として持ち運びにくい。A一年間書き続けていけるか不安。たぶん、この手帳を1年間使いこなしていければ、それなりに成果が目に見える形で現れていくのではないかと思う。しかし、はたして自分がこの手帳を1年間使い続けていけるか・・・という自信はない。結構適当な性格であるため、面倒になってしまうかもという懸念がある。でも、内容は結構よいので、この手帳を参考に色々と考えていけるといいなぁ…と思う。とりあえず、来年やりたいことは決まっているので、そこに向かってやるのみ!!レビューを評価してください

時間管理できなければ人生管理できない。この手帳が徹頭徹尾目的としているのは、今日、明日、今週、今月、今年の時間管理である。「時間管理できなければ人生管理できない!」。今年1年のざっとした計画を終わりの方のページに「2011年の計画と総括」とあるところに書く。公人が1、私人が2になっているから仕事とかのオフィシャルなことは1に、プライベートなことは2に書いておく。このページをコピーして壁にはっておくのもいい。それから各月の計画はマンスリー・プロジェクトのところに書く。書き方は好きなように書けばいい。次に各月のカレンダーが基本的な表である。日付の四角のなかにやることなどを書く。周辺の余白に今月やることなどをぐじゃぐじゃ書いておけばいい。月は週割になっている。週の始め、ウイークリー・メモのところに今週やることを書く。それから、毎日の日付に入る。 TO DOとあるところに今日やることを書く。やったら横線で消す。残ったら明日に回し、今日やることをTO DOに書く。毎日のスペースはけっこう広いのでなんでも日記的に書く。スペースが空いたらその日の伝票類、手元に残ったキップ類など記録に残るものを貼り付けておく。人からもらった手紙、ハガキなどは住所・連絡先のところを切り取って貼っておく。このように台帳的な機能を持たせる。こうして貼り付けていくと手帳自身がふくらんでくるが、そういうことは悪い気がしないものである。この手帳の月ごとのページを切り離して軽くして持ち運ぶことを考えている人もいる。後ろのページのほうに鳥の目4週間スケジュール表ソフトがついている。所定のURLでインターネットからダウンロードすればエクセルの表が出てくるから白紙状態でダウンロードして手書きしてもよく、画面で書き込むこともできる。これはすこぶる便利である。要するに私たちは毎日を消費して生きている。よき消費はよき生産である。今日一日を力一杯働いて夜はぐっすり眠る。そうすれば不安など感じるヒマはない。明日を思い煩うなかれ。毎日悔いのない生活を送ろう。若い人はこの本に久恒さんの一生の計画を今日一日のスケジュールに凝結して生きていくことを説明した文がついているからそれを読むとよい。それから毎日の日付けの上に名言が書いてあるから、これを読むとその日の活力が沸いてくる。

今年はほぼ日手帳を使ってましたが、ほかの手帳もつかってみたくて購入しました。ほぼ日は、一日1ページですがこの手帳は2日で1ページで5時から24時の目盛りがついてます。キャリア年表、一生の計画、キャリア未来ビジョンなど先々のことを書き込むスペースがありビジネスマン向けですが主婦にも使えそうです。キャリア年表を書くシートがあり職務経歴書を書くときにもつかえます。A5サイズで少し大きいのですが、見やすいです。メモがないのでちょっと残念36ページにもわたって、文章が書かれています。とても役に立つためになることばかりです。なにを書けばいいのかわからない方でも、いやでも書くスペースがありスケジュール以外にも時間管理、人生について考えさせられます。人生に迷った方、主婦の方、ビジネスマンの方などいろいろな方におすすめです。月間のスケジュールが大きい分たくさん書けますよ。