「フェイスブック 若き天才の野望」(デビッド・カークパトリック著)を読了。
マーク・ザッカーバーグの「志」にかかわると思われる言葉を以下にピックアップしてみた。
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
- 作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/01/13
- メディア: ペーパーバック
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- われわれの会社はガスや水道と同様の公益事業です。
- 同級生、同僚、友だちといった現実世界での知り合いとの交流を深め、スムーズにするためのツールになることを意図してフェイスブックを開発している。
- ぼくは人々の生活の質--特に社会的な生活の質を改善したいと強く考えている。
- ぼくの人生の理想というのは、プロトタイプをうんとたくさんつくって、ほかの連中に完成と運営をやってもらうってことだ。
- いや、ソーシャル・ツールをつくっていくのがぼくにとってはすべてだ。
- 若さと技術力の大切さを強調したい。若い人間のほうが頭がいい。チェスの名人がみんな20代なのは偶然じゃない。
- 金は要らないんさ。どっちにしても、これから一生かけても、フェイスブックのような良いアイデアは二度と思いつけないだろう。
- それこそ人生を変えるかもしれないお金だ。だけどぼくたちには、これ以上もっと大きく世界を変えるチャンスがある。
- ぼくは仕事を通じて学んでいるんだ。
- 現代社会の透明性は、ひとりがふたつのアイデンティティを持つことを許さない。
- われわれはそれをソーシャルグラフと呼ぶ。数学的には一連の節と枝からなるものだ。節は、個々のユーザーで、枝は友人関係を表す。
- フェイスブックを一種のオペレーティングシステムのようにして、本格的なアプリケーションを動かせる場所にしたかった。
- 市場でのポジションが強化される限りは、儲け方は後で考える。
- 私がコントロールできるのでない限り、会社を売るつもりはありません。
- われわれのビジネスの本質は何なのか。
- 周りの人たちに関する情報を与えることで人々の間の共感が増すはずです。
- 情報共有の手段を改良するだけで人々の人生を変えることができる。
- もっとオープンになって誰もがすぐに自分の意見を言えるようになれば、経済はもっと贈与経済のように機能し始めるだろう。
- より透明な世界は、より良く統治された世界やより公正な世界をつくる。
- 自分の家の前で死んでいくリスのほうが、アフリカで死んでいく人たちのことよりも、たった今は重要かもしれない。
- ぼくたちは、人々が情報共有するための力を与えるためのツールだ。だからそのトレンドを推進している。そのトレンドに従って生きていくほかはない。
- 一番大きい課題は、日々改良を続ける中であるべき方向へ膨大なユーザーを誘導していくこと。
- ぼくには成功を保証することはできない。ただ、今これをやらなければいずれわれわれは失敗すると思うだけだ。
- 何十年間も価値の続くものをつくろうとしているなら正しい方向に議論を進めるしかない。
- ただ会社が存在するだけではなく--世界を本当に変える何かを実際につくることなのだ。
- ぼくは毎日このように自問している。「今ぼくは自分にできる一番大切なことをやっているのだろうか」と。
- 大切な問題に取り組んでいると感じない限り、時間を有効に使っていると感じられない。それがこの会社のあり方なのだ。