来賓祝辞という仕事

多摩大付属聖ケ丘中学・高校の入学式に参列。学部長として来賓祝辞。
ゆっくり、はっきり、こころをこめて話す。

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●外的世界の拡大は内的世界を深化させる
 探検部。地理的探検(極地・山・鍾乳洞・宇宙、、)人類=世界観の拡大
 個人=中学・高校への進学・就職、転勤、結婚、、。 外的世界を広げよ!(先生・友人・クラブ、、)
●何故勉強するのか?
 ・少壮老死。・少にして学べば即ち壮にしてなすことあり。・若い時に勉強しないと、・人生のテーマ(志)が決ま  らない(フラフラ、ふあふあした人生)
○時代
 アジアユーラシアダイナミズム:2040年=世界GDPの半分
 2030年の世界? 16年後  30歳前後。
 ソト:現在の貿易=中国20%。大中華圏30%。アジア50%。米10%
   2030年?中国・?米国・?インド・?日本・?ブラジル(上位4カ国に3国)
   ソウル・北京・上海・シンガポール・香港・ムンバイ、が「舞台。
 ウチ:2027年:日本=中央リニア(東京名古屋:40分)。大阪まで67分:7000万のメガシティの誕生
     相模原の橋本に駅(品川10分)激変!
多摩大=現代の志塾
・現代=アジア・ユーラシアダイナミズム
・志(こころざし)=社会の不条理の解決に貢献(問題解決)
・塾=ゼミによる全人教育
●「考える力」を身に着けよう
 考える=全体の構造と部分同士の関係を考えること。関係を変えていくことが問題解決!
アスリートたちの言葉。
●ソチ・オリンピック・メダリストの言葉
 15歳の平野歩夢スノーボード銀メダル
  いままでやってきた積み重ねは、全部意味があったんだなと思いました。
 19歳の羽生結弦:フィギュアの金メダル
  自分のスケートをもっともっと高みへもっていきたい。
●サッカー(私のゼミは東京ヴェルディを応援)
  誰よりも準備をし、誰よりも走って、誰よりも努力しているという自信はある。(長友佑都インテル。 努力
  勝負を決めるのは準備。 なかでも気持ちの準備以上のものはないと思う。(本田圭祐)  準備
●野球
  自分にコントロールできることとできないことを分ける。自分で制御できないことに関心を持たないことです。(イチロー)4000本安打へ。
  心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる(松井秀喜) 1768試合連続。 若いのに感銘を与える人物)
●野球
 日本ではモチベーションを保つのが難しくなってしまった。
 (ダルビッシュ) 高み! 3年目今季初勝利
 打たれたからといって、今までやってきたこと自体を変える必要はない。(今まで通り練習をしていれば)何かし  ら修正ポイントは見つかるから。(田中将大が則本へ) メジャー初勝利! 修正の連続
 田中=7年160億円=年俸23億円=一日630万円
 単純労働=一日8千円(時給1000円) 788倍の格差
 メッシは1週間1億円(56億円)=田中の2倍以上!
 グローバリズムの光と影(かけがえのない能力)
○勉強して、グローバルに通用する能力と技術を獲得せよ!
○見事な日本人になることがグローバルに通用することだ。
 台湾出張
  八田與一(1886−1942年)
   台湾で東洋一のダムを設計、建造。水田!
   今なお感謝。中学の教科書。銅像(日本人唯一)
   3・11に台湾の大規模な援助!
   台湾人「日本精神・日本にまだありますか?」
   ・ うそをつかない
   ・ 不正なお金を受け取らない
   ・ 失敗しても他人のせいにしない
   ・ 与えられた仕事に最善を尽くす
アタマはグローバル・ココロは日本人に!