大学院「インサイトコミュニケーション」の初回授業

夜は18時半から21時40分まで、大学院「インサイトコミュニケーション」の初回の授業。16名(留学生3名。中国、モンゴル、ネパール)+見学者3名(留学生)。

以下、フェイスブックに書き込まれた感想。

  • 論点を図式することは実際のところけっこう使ってきたが、まだまだ足りない点が多いと感じた。社内文章をすべて図式化するというアイデアは一見突拍子もないようなものに見えるかもやしれないが、日本にも特殊な会社やアイデアを持つ企業はいくつもある。樹研工業に代表されるように「会議は自由参加」だとか、「社内で総務課までも分社化する」というような美川社長の横川電機のような企業も実在することも確か。そういった観点から見れば図式や模型を使った様々な形態の未来の会議システムが遠隔システムだけではなく、多く見られる時代もそう遠くはないはずだ。実は私は大学院大学を含めていろいろな大学や大学院で学んできたが、先生の講義は新鮮だった。またなによりこの講義を受けて明確な進路目標が時同じくして定まったのも非常にうれしかった。ありがとうございました。
  • 思っている通り図を描くも超単純なものになる。要は脳みそが単純であることが判明。2本の線を使い始めたばかりの自分には図解作成の道遠し。見えるものしか図にできず、分解に限界あり。線を最小にしたいが、位置が悪く繋がらない。とても悔しい。ただぼんやりと違う絵も見えてくる。業務上の線ではなく人の繋がりや心の動き。果たしてそれで良いのだろうか。
  • 「図は下流の革命」。先生は外部にいらっしゃったにも関わらず大学を敵を作らずに改革されたことに大変な衝撃を受けました。自分のような職位のない人間に武器を与えて革命を起こそうとしていらっしゃるのでしょう・・・面白いです!私は多摩大学大学院会長の歴史で最も平均的な人間の身でありながら沢山の人と関わりたいが故に会長に立候補した身でありますので、図解を武器としたこの静かなるコミュニケーション革命の力になれるよう、図を書くことを作法として自分に課し、一人でも多くの人との笑顔のコミュニケーションを増やし、志を応援し応援してもらえるよう鍛錬します。などと書いてしばらくして読み返すと大げさだなぁと我に返るのですがそれも図解の効果ということでお許し下さい。せっかくですので本日の「私の仕事」図を共有します。2016年インサイトコミュニケーション図の皆様、たくさん書きますのでフィードバックをよろしくお願いします!
  • 2年目の受講ですが前回同様、ワクワクしています。図解することで、自分の頭が整理され、抜け、モレに気づき、全体と関係が見えて、相手に伝えやすくなる!仕事で本当に使える技だと感じています。『私の仕事』の図解ですが、昨年の作品(?)と比べると自分の仕事を俯瞰している様子や関係性を意識していることがわかりました。先生からいただいた問いかけ(矢印の強弱は?矢印の中身が具体的に示すものは何?)は再度しっかり考えてみたいと思います。私に刺さった本日の久恒先生語:『文章はごまかし。解った ふり が出来る。図にすることで本質を見極める』『図解できないものはつじつまが合わないもの』『箇条書きは大小、関係を表せない」『てにをはで議論していて、本質の議論になっていない!」『図の流通速度は速い」『図解は国際言語』『どこにでもいる てにをは係長を撃退するには大量破壊兵器が必要だ!それが図解』『論破ではなく合意を得る方法が図解。反対者は取り込めばOK』
  • 図を使うと、ディスカッションが活発になる。円の大きさ、矢印の向き・太さなど意味を使い分けて、活用していきます。
  • 本日の学び+感想+気づきなどになります。・同じ題材でも、全員違う図が頭にある。→会社組織が難しい理由?・「自分」が形成されるまで、読書は不要。・語学を学ぶより、図をモノにした方が手っ取り早い。・自分の思考には、偏りがある。→自分が考えつかないことを、他の受講生から吸収できる。・見ただけで他者が理解出来る図を書くことは困難である。・思った以上に自分はプレゼンが下手で、他者に思いを伝えることが難しい。・先生は毎朝5時に起床し、ブログを書く。(&フェイスブックのチェック)以上になります。この講義を受け、自分の不得意な部分を克服したいと考えております。
  • この講義の科目名が”インサイトコミュニケーション”となっていることが疑問だったのですが、今日の講義で理解できました。自分の仕事の図解を行ったとき、自分との語り合いを皆さんも行ったと思います。まさに、インサイトコミュニケーションですよね。自分と向き合うことは避けがちですが、私は多摩大に通い始めてから自分と会話することが多くなっています。これまでは頭の中だけで悶々と考えていましたが、これからは図に書いてみようと思います。また、描かれた図に表情をがあることに気づきました。チームメンバーのものは明るく笑っているようであったり、冷静さが表れていたりしていましたが、私の描いた図は自信がなく頼りないものでした。今日を含めた8回の講義で、豊かな表情を持つ”語る図”を描くことが目標です。
  • 今日はすごく楽しい時間をいただいて、ありがとうございました。昔の私にしてみたら、自分の視点をうまく述べるという方法は、完璧な語学力が唯一の道です。しかし、本日の講義を受講し、やっぱりわかりやすい及びロジカルな図解を作れば、簡単あるいはシンプルな言葉でも、自分が言いたいことをうまく説明するのは可能となります。図解とは、複雑あるいは冗長な文章を簡略できるという点は、魅力的だと思います。この授業で学んでることはきっと将来の仕事上とか生活上とか役に立つと思います。ですから、論点を図式することに関して詳しくあるいは深く勉強していきたいと思います。
  • 今日の講義から分かったことは以下です。図を書くにはキーワードを使うこと。コンテクストの中からキーポイントになるキーワードをみつけること。同じ文書を読んでも、皆の頭の中にそれぞれ違う図が見えてくるのは面白いでした。相手の意見を正しく理解すること、あるいは自分の意見を正しく他人に伝えることがコミュニケーションの中に非常に大事だと思っております。適切な言葉を使い、共通の理解を取って行くことも必要とされます。当講義を通して、自分の考えていることを正しく、また簡単に図に映すことがまずできるようになりたいです。そのために何回も練習したい、何回も先生や皆さんからの意見やアドバイスをもらいたいです。
  • 図解することの目的の理解、素晴らしさを実感出来る講義だった。図解とは、プロフィール・組織・仕事内容・戦略などを語る上であらゆることに活用できる便利なもの。見える化することにより、事柄をより深く考える機会を与えてくれ、本質を探るためには有効な手段である。「私の仕事」をテーマとして図解にすることで、全体像が俯瞰で見え、何のための仕事なのか?を改めて理解することができた。しかしながら、先生に箇条書きの部分について、本来 大小・重なり・繋がりがあるはずと指摘を受け、その部分については考えがまだまだ浅いことに気づかされた。今回の講義で学んだこと、考え方を業務で繰り返し使う癖をつけ、スキルとして定着させたいと思う。
  • 最終ワークの「私の仕事」を図説明について。会社の組織図にはならないよう意識し、関係性を示すようにしましたが、影響の度合いや優先順位などが伝わらない図になってました。大小と位置関係を整理する事で、より理解を得られやすい図になるようですが、今回の課題に感謝の度合いで大小を示すと位置関係も変わりますよね。物事を多角的に見る事で、違った見方が出来る。このような言葉はよく耳にするかと思いますが、そもそも正図を意と反する解釈をされた後、多角的に見られると、さらに誤解を招く可能性があるのではないか。街中で見る図や絵を掲載側の意図も意識しながら見るようにします。訓練ですね。
  • 図で表現することは言葉の曖昧さをなくし、分かりやすいツールですがどう正確に自分の意識を伝えれる図形を書けばよいか結構難しく感じております。最終に【私の仕事】の図形作成には実感しており通常には言葉で説明できたのにどうやって一体感を出し、論理的かつストーリー的に書けばよいか苦戦していました。話と図形の組み立て方は違うきがします。でもできた図形で紹介すると説明しやすかったし、メンバーからのフィードバックも納得感が出てきます。今後図形作成のトレーニングを重ねて習得していくつもりです。
  • 今日は目から鱗の授業でした。「私の仕事」かけるように頑張ります。

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「名言との対話」4月15日。リンカーン

  • 「世には卑しい業なく、ただ卑しき人あるのみ」
    • アメリカ合衆国の第16代大統領。51歳でアメリカ大統領(共和党)、54歳奴隷解放宣言、55歳再選、56歳南北戦争勝利、フォード劇場で暗殺される。
    • 奴隷解放最後の布告(1863.1.1)「奴隷として所有されているすべての者は、自由であること、また今後自由となるべきことを、私はここに命令し宣言する。、、、解放を宣言せられた人々に対し、自己防衛の必要によらざるかぎりは、あらゆる暴力を避けるように命令する。そして許されたる時には、あらゆる場合に、適当な賃金を受けて忠実に労働するように勧告する。」
    • ゲティスバーグ演説(1863.11.19)「人民の、人民による、人民のための政治を地上から絶滅させないためであります。」
    • 子供時代から偉人の伝記と言えば、ワシントン、野口英世、などと並んでリンカーンは定番だった。身を起こし生涯の奮闘によって大政治家になるというパターンの英雄像の象徴となる人物だ。
    • 職業に貴賎はない。どのような仕事についても、卑しい人にならないことだ。