通勤の途中に、オーディブルで講演禄を聴く。それぞれ1時間前後。
- 宮本暉:やさしく書け。「泥の河・蛍川」(新潮文庫)を購入し読み始めた。
- 丸谷才一:日本。もののあわれ。本居宣長。中国とは違う。
- 阿川弘之:ユーモア。笑い。
- なかにし礼:長崎ぶらぶら節。作詞4000曲、ヒット300曲。小説家として。
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「名言との対話」5月9日。岡田茂。
- 日本一に必ずできる。同じ夢を見ようじゃないか。
- 昭和後期-平成時代の映画製作者。1924年3月2日生まれ。1947年東横映画(現東映)にはいり「きけわだつみの声」などを製作。京都撮影所長などをへて,46年社長,平成5年会長。「網走番外地」「仁義なき戦い」シリーズなど東映仁侠路線,実録路線を推進。日本映画製作者連盟会長をつとめた。平成23年5月9日死去。87歳。広島県出身。東京帝大卒。
- 「時代劇の東映」をつくり、東映中興の祖と呼ばれ、日本映画界のドンとなり、日本娯楽産業を創った一人。学生時代によく見た東映の時代劇は、この岡田の仕事だったのだ。
- 日本最低の撮影所に着任したとき、大改革をして日本一の撮影所にしようという檄を飛ばし、自分の夢をみんなの夢にし、そして実現した。石原慎太郎が東京都知事時代にオリンピック誘致を呼びかけるときに「一緒に楽しい夢を見ようじゃありませんか」というメッセージを都民に送ったことがある。「同じ夢をみようじゃないか」は、現状突破のために人々を鼓舞する強烈なメッセージだ。