2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

10年に一度の大いなる変化への対応と、新しい生活と仕事のインフラ整

2008年を総括すると、以下のようになる。 100年に一度ではないが、10年に一度の大いなる変化への対応の年だった。そして東京での新しい生活・仕事に向けてのインフラ整備の年だった。 仙台の宮城大学から、東京の多摩大学へ職場を変える。これに伴い一家を挙…

茨城県市町村保健師協議会で講演(水戸市)

茨城県水戸市に降り立つのは初めてだ。常磐線は上野と仙台を結んでいるが、この間を4時間かけて走る。今回は前日に東京に泊まって上野からスーパーひたちで一時間19分で着いた。新幹線のありがたみを感じる。水戸市は人口は25万程度の県庁所在地だ。ずいぶん…

「話の種に一度は行ってみたい、近年の人物の記念館ランキング」

あらゆる分野のランキングをしている「ランキング」というサイトがある。 2008年2月1日下現在で、ランキング総数は3720である。このサイトで「話の種に一度は行ってみたい、近年の人物の記念館ランキング」を昨年の7月に行っている。 有効回答数…

宮城県経営者協会登米支部主催の新年会員懇談会で講演

社団法人宮城県経営者協会登米支部ならびに登米市産業振興会主催の新年会員懇談会から招きがあって、講演を行った。宮城県北部にあるこの市の中心である佐沼にいくには仙台から新幹線に乗って20分強の栗原高原駅で降りて、車で25分ほど走る必要がある。佐沼…

大崎市行政改革推進委員会--市民ニーズ、プライオリティ、コミュニケ

大崎市行政改革推進委員会の第5回目の会合が行われた。旧古川市と6町が合併してできた大崎市も、もうすぐ丸2年経つ。 マネジメントの本質はコミュニケーション活動にあるが、合併自治体には特にこの点がポイントになる。市の行政機構という器はできたが、異…

「就活の法則---適職探しと会社選びの10ヶ条」(波頭亮

日本には200万の会社がある。 この中から自分にもっともあった一社を選ぶことはできるのだろうか?3割以上の新入社員が3年以内で辞めてしまうのは、企業も学生も失敗したということだ。 辞めたいと迷っている者もいるから、新卒者の過半は就職活動に失…

「縦に書け! 横書きが日本人を壊している」(石川九楊)

書家としての石川九楊(昭和20年生まれ)の名は知っている。独特の考え方をする異才である。佐賀で見た明治の元勲・副島種臣の抽象画のような書や、函館を訪ねたときの鴎亭という書家の記念室などで書を見て、「書」という分野に関心を持ったことがある。石…

「図で考える人の 図解表現の技術」(日経新聞社)が丸5年で6刷に

2002年12月5日初版の著書の6刷の見本が届いた。 「図で考える人の 図解表現の技術---思考力と発想力を鍛える20講」 (日本経済新聞社)である。 丸5年たってもまだ少しづつじわじわと売れているらしい。 「細く長く」という売れ方の本だ。 最近の本で…

学生やゼミOBからの相談ごとが多い

このところ、学生とゼミOBからの相談ごとが多い。 それぞれ進路に関することなのだが、各人それぞれに悩みは深い。 料飲関係企業で数年間勤務したが、辞めて地元に戻るか迷って相談にきたOB女性。数年間必死で働いたので、今度は海外留学で学位をとる予定で…

生嶋教授の最終講義

開学以来、苦楽をともにした同僚の生嶋教授の定年退官の最終講義が22日に行われた。 学生に向けて講義したいということで、受け持ち科目の補講という形になった。 参加者は学生と同僚教員。テーマは「sustainable経済社会の構想(産業イノベーション)---W…

昭和医会で講演。−−図解コミュニケーションのすすめ-病院医院経営

夜は仙台のホテルモントレーで「昭和医会」という開業医の団体で講演をした。 名前の由来は昭和生まれの若い医者の会ということで始まったのだが、今となれば大正生まれの医者はほとんどいなくなり、現役の医者はほぼ昭和生まれとなった。中心は40代から5…

「人的資源管理」の講義の最終回

午後の講義は「人的資源管理」の最終回。この講義は今年で2年目。対象は2年生以上。ドラッカー経営学の叡智と本質の説明、「使う力」「職人学」「キャリアデザイン入門」「プロフェッショナル原論」など最近の人的資源管理の理論書10冊のエキスの提示、日経…

東北の人物記念館訪問候補を挙げる

このところややペースが落ちているが、今年も人物記念館を巡りたい。東北の人物記念館はそれぞれの県の主だったところはまわったが、以下残っているものを挙げて、次の目標としたい。東北では、雪が深いところにある記念館は冬季には休業しているところも多…

大学入試センター試験初日--英語のリスニング試験を初体験

大学入試センター試験の初日。監督業務で、朝8時半から夕方の20時近くまでかかった。 初日は、「公民」」「地理歴史」「国語」「外国語(筆記)」英語(リスニング)」。 70人ほどの受験生に対し、監督側は計6人。全国一斉に行われる試験であるだけに、ミスが…

郷里の人の書いた自伝と評伝を手にする

中津の母から2冊の本が送られてきた。 中津在住の二人の人の著書である。小冊子版の「対談 平成のカゲキさん」は、最近病気で教育長を退任した影木壮一郎さんの本である。大企業のサラリーマン、中小企業経営者、市の教育長という公務員と3つの仕事を体験し…

今年の講演予定

今年の講演予定先との接触が始まっている。先週は三菱UFJリサーチ&コンサルティングの担当者と打ち合わせをした。 大手都市銀行は中堅企業の二代目、三代目の経営者を対象とした会を持っているが、今回の講演依頼先もそういう会の研修会での出講依頼だっ…

最近、ゼミ卒業生の研究室訪問が多い。

宮城大学一期生が社会に出たのは、21世紀のはじめの2001年だからもう7年前になる。 OBの先頭世代は30歳を迎えつつある。最近ゼミの卒業生の研究室への訪問が多い。 ある女性は数年間勤めた企業を退職して新しい分野にでようかと思案中だった。 ある男性…

42歳の同僚教授の突然の訃報に驚く

大学の同僚教授が日曜日に突然亡くなった。 42歳という若い気鋭の学者だった。専門はウェブデザイン。 先週は元気な姿を見ている人も多い。 風邪がこじれて嘔吐を繰り返していていたが、その日の昼までテレビを見ていたが、 午後2時には亡くなっていたという…

おすすめの自伝10書を選ぶとしたら、、、、

ある仕事で、自伝や評伝を調べている。自分が読んだもの、影響を受けたものを選んでいる。 現時点で選んだものを並べてみると、次のようになった。 正確には、評伝もあれば、自伝の部類に入るかと思うものも含まれているが、とりあえずあげてみた。本人が自…

「蒼穹の昴」(浅田次郎・講談社文庫全4冊)

人気作家・浅田次郎の本は今まで読んだことがなかった。 中国史関係の本にはずっと興味はあったのだが、正月の読み物として講談社文庫「蒼穹の昴」全4冊を本日読み終わった。1996年の作品を文庫化したものだ。 清朝末期の中国を描いた壮大な作品で、時代は…

オーディオブックサイト「FeBe」から茂木健一郎の講演を購入

脳科学者・茂木健一郎の講演をFeBeというオーディオブックのインターネットサービスで入手して聴いてみた。 FeBeはビジネス書や自己啓発本などの書籍、講演などを耳で楽しむオーディオブックのポータルサイトで、 「ビジネス・教養」「実用・趣味」「文学…

吉と中吉はどちらがいいのか?

今年の初詣の御神籤(おみくじ)は「中吉」だった。中身をみるとあまりいいとは言えない。吉と中吉とはどちらがいいのだろうか? 調べると、大吉、吉、中吉、末吉、小吉、凶と、運気がさがっていくらしい。御神籤、九星気学、六星占術で私の今年の運勢を占っ…

「水野美術館コレクションの名品より 近代日本画 美の系譜 --横山

東京駅大丸で開催されている「近代日本画 美の系譜 横山大観から高山辰雄まで」という企画展を観る。水野美術館は信州飯田出身の菱田春草の作品蒐集に力を入れており32点と全国一のコレクション。長野県にある近代日本画をテーマとした水野美術館の所蔵画400…

息子とホテルに同宿

広報室ミーティング、総合情報センター会議、臨時学科会、臨時教授会、臨時大学院教授会、学科会、そして夜の学科新年会に出た後に東京へ。ちょうど大学生の息子が東京で動いていて宿泊予定だったので、一緒に同じホテルに泊まる。 1時間ほど二人でよもやま…

東京の「人物記念館」訪問候補

今年も人物記念館をせっせと巡る予定である。 2月末には新潟を制覇することにしているが、1月はどうしようかと思案中だ。 東京に出る機会に、いくつかまわってみたい。 前もって候補を挙げておくとアンテナが立って実際にいけるケースが多くなるので、記して…

仕事始めは、会議から

実質的な仕事始めの日。9時から研究室の秘書、アシスタントと、新年の挨拶の後、スケジュールの確認と調整。 10時から、新年最初の学長補佐会議。 学長、2人の副学長、3人の学長補佐(私を含む)、事務局長、2人の次長が正式の構成員で、総務・企画・教務な…

ウオーキング with  iPod touch

新年になってウオーキングの習慣が戻りつつある。正月恒例の箱根駅伝のドラマを見ていたら、体を動かしたくなって歩いたのがきっかけでまたスイッチが入ったようである。駅伝の上りで選手が途中棄権する姿が頭にあったので、近くの小山を上るコースに再び挑…

勝間和代「効率が10倍アップする 新・知的生産術--自分をグーグル化

著者の勝間和代さん(38歳)は、物心がついた時からIT機器を使ってきた第一世代の旗手である。中学1年生だった26年前にパソコンを買ってもらった。1980年を少し過ぎたあたりで中学生になったということは、1975年頃から始まるIT時代の黎明期から今日まで…

阿川弘之「大人の見識」(新潮新書)の「序」は「老人の不見識」

阿川弘之「大人の見識」(新潮新書)は、オビによると「軽躁なる日本人へ 急ぎの用はゆっくりと 理詰めで人を責めるな 静かに過ごすことを習え、、」「作家生活六十年の見聞を温め、人生の叡智を知る。信玄の遺訓と和魂・国家の品位・幸福であるための条件・…

ワーキングプア、グローバリズム、IT革命、社会保障、中間層、参画

NHKラジオ「21世紀 日本の自画像」第3夜。 - ・21世紀の7年間、世界の成長率は3.5%と異例の高さだった ・2001年「9・11」同時多発テロによって逆上したアメリカは、4400人の兵士を死亡させた ・19世紀の100年間での3度の戦争でもアメリカの戦死は4000人…