東京は100年で3度気温が上昇(温暖化で1度・ヒートアイランドで2度)。ヒートアイランド対策自治体担当者会議(国土交通省主催の政令指定都市環境課長会議)

横浜で国土交通省国土技術総合研究所主催の会議が開かれ、議長をつとめた。

会議に先立って、事例見学として横浜市港北区役所の屋上庭園を見学する。区政推進課の下田課長、横浜市環境科学研究所の佐俣さん、環境創造局の渡辺さんの説明の後、見学。港北区はマンション開発などで都市化が進み、ヒートアイランド現象を肌で感じている。中高木16本、低木298本、地被類3800株で季節ごとに58種類の花が咲き乱れる気分のいい空間だった。


会議には、札幌・仙台・さいたま・千葉・東京都・横浜・川崎・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・広島・福岡・北九州の各政令指定都市が参加。

議長挨拶としてまず私から、説得型行政から納得型行政への転換・合意・図解・定性情報・行政方言などをキーワードとした話をする。

その後、この3年研究会でまとめた「みんなで取り組むヒートアイランド対策」の説明があり、その後、各自治体の取り組みを発表してもらい、議論に入る。

以下、そのポイント


屋上緑化、校庭緑化、生垣緑化など緑化がキーワードであること

・事業所ビルなどとの協働が進んでいる東京都と、なにわエコ会議が活発な大阪

・環境マネジメントシステムの導入と拡大

ヒートアイランド対策要綱の収集と配布


優れた事例の取材・研究を行い、来年度もこの会議を行うことになった。


東京は、この100年で、地球温暖化の影響で1度、ヒートアイランド現象で2度、合計3度上昇している。