宮城大学も早いもので10年目を迎えた。今年で建学の第一期が終わる。
大学では10周年記念の行事を企画しているが、その一つに卒業生の同窓会の設立がある。
すでに卒業生も5期に及んでいるので、その数は1500名以上になる。
一期生は27−28歳になっており、主として東京組と仙台組だが、中国など海外赴任をしているメンバーもでてきている。この初期の卒業生は学生というより、建学という大きな事業を一緒になした同志という感覚がする。最近、各地で講演をしていると「卒業生です」という若者から挨拶を受けることがでてきて嬉しくなることがある。
今から勤務先などの消息を確かめるプロジェクトが始まるが、どのような人物地図が出来上がるか、楽しみだ。
ヨコのネットワークづくりから始まって、タテのネットワークが整備されてくるだろうが、この同窓会の意義は小さくない。在校生の活動にも大きな影響が徐々にでてくるだろう。