「大宅壮一特集」---知研フォーラム293号

知研フォーラム293号(2007年1月15日)がたまたま大宅壮一特集だった。昨日のブログで大宅文庫訪問記を書いたが、今日はその延長である。


大宅壮一特集


 青地しん(ノンフィクションライター)昭和48年4月23日の知研セミナー


・このカードができれば、旅行記の三分の二ぐらいはできたようなもので、あとは実際にソ連に行って、メモと事実を引き合わせて間違いを直すようにすればよい、といいます。

・特徴を拡大強化して描けば、人物論になる。ちょうど春画やマンガの筆法と同じなわけです。それが人物論のコツだと言っていました。

・(大宅は20万冊の本と雑誌を集めた)徳富蘇峰という人は蔵書家として知られていますが、彼の蔵書は5万冊です。、、この20万冊という数は、個人で集めた本・雑誌ということではおそらく日本一だろうと思います。

・取材や地方講演に行きますと、、、古本漁りをするわけです。