授業開始の日は、ハプニングも多く、めまぐるしい

今日から授業の開始である。


朝、8時に歩いて大学に向かう。20分歩いて3000歩で大学に着く。4階の研究室に行こうとエレベータを待つが運行していないので、階段をのぼる。この階段のぼりは最後のところがキツイのだが、その日の体調を占うにもちょうどいい。今日は、まあまあだ。


いくつかの書類を整理している間にあっという間に9時になる。着いてすぐに事務局の担当者に書類をつくってあるので取りに来て欲しいとうメールを打つ。メールの返事や講義の準備。

9時からは、秘書との打ち合わせの時間であるが、ゼミ希望の学生が現れてゼミの内容の質問があった。いくつか答えているうちに私のゼミに来ることになった。

月曜日から始まる週がスムーズに流れるかどうかは、秘書とのこの打ち合わせにかかっている。主として変化の激しいスケジュールの確認だが、このプロセスの中で、決断しなければならないことがいくつも出てくる。

9時半頃からは、本日から始まる二つの講義の配布資料の印刷の打ち合わせや、講義の教室の備品の確認を行う。何人来るかわからないから、去年の人数を上回るコピーを用意する。


10時直前に事務局がやってきて明日の会議の書類を私から渡す。

10時からは学長補佐会議である。12時までに終わるという予定になっているが、実際には重い議題が多く13時半少し前までかかった。


研究室に戻ると、一昨年私のゼミを出て東北大学大学院文学研究科に通っている中国人留学生の元気な女性が久しぶりに現れた。先生とテーマを変更したとのことで、研究生活は順調のようだ。修士課程を終わったら日本の企業に就職するとのことで、就職活動についての報告と相談があった。日本を代表する大手メーカーの最終面接まで進んでいるそうだ。彼女と話しながら講義の準備をする。


14時半に講義会場に着くと、教室一杯に学生が座っている。1年生の学科生対象の講義なので最大でも104人であり。他の授業と二つ重なっているので、せいぜい50人と踏んでいたのだが、100近くいるようだ。秘書は資料の再コピーに走る。初回なのでオリエンテーション中心という内容だが、新入生は今日から授業が始まったところなので、おとなしく真面目に聞いている。こういう殊勝な姿はいつまで続くだろうか、、。


16時前に終わっていったん研究室に戻る。

次の講義の教室に行っていた秘書が戻ってきて、「教室に入りきれなくてあふれています!」との報告。去年とは違って今年は人数が多そうだ。事務局と相談して学生に2階の大講義室に移ってもらう。この教室は300人入るから余裕がある。そういえば開学当初、350人の登録があり、全員来たら座れないという状況があったことを思い出した。この人数になると資料の配布さえうまくできなくなる。


あっという間に17時40分になり、今日の予定されたスケジュールが終了。


その後、研究室でややこしい電話が入ったり、今日の講義のアンケートの自由記述を読んだり、残務整理を少しして帰宅する。