「徒歩通勤という経験」

住んでいる泉パークタウンという街に「マイタウン泉」というフリーマガジンがある。泉パークタウンを楽しむフリーマガジンという触れ込みの雑誌である。この街は大きいので発行部数は3万部ほどで、各戸に配布されている。我が家にもこの雑誌の最新号が配られた。


この号は、東北放送の朝の番組でお馴染みの人気気象予報士である斎藤さんが「リレーインタビュー」に登場している。タイトルは「季節感を感じる街で暮らせるしあわせ」である。斎藤さんは同じ町内に住んでいるので、難しい顔をしてゴミ出ししている姿やバスに乗り遅れないように必死に走っている雄姿を時折見かけることがある。


このマガジンの冒頭エッセイは私が担当していて、今回は「徒歩通勤という経験」という文章を書いた。大学の同僚や警備のおじさん、教え子たちがつくた会社のスタッフなどが登場する。


このマガジンはこの号で第3号になるのだが、「一旦休刊とさせて頂く」というお知らせが載っていた。3号で廃刊する雑誌が多いという話をよく聞くがそのとおりになった。

そういえば、数年前に「自分時間」という雑誌が創刊されてここにエッセイを頼まれて張り切って書いていたことがある。こちらは1年近く続いたと記憶しているが、私がエッセイを書いた雑誌は無くなることが多い。まさかエッセイのためではないだろうとは思うが、、、。