知研仙台の「団塊シリーズ:これまでの私、これからの私」。講師は仙

NPO法人知的生産の技術研究会の仙台支部は、「団塊世代シリーズ」と銘打ってセミナーを開催している。統一テーマは、「これまでの私、これからの私」である。
毎回、団塊世代を中心として興味深い話が聞ける。

今回は、仙台放送取締役の志伯知伊(しはく)さんを講師に招いた。日経新聞の仙台支局長だった篠原さんの送別会に呼んでいただいて最初にお会いしたが、その後お誘いを受けて何度かお会いしている。何となく自分と同じ匂いを感じていたのだが、その理由が講演を聞いてはっきりわかった。志伯さんもネットワーカーだったのだ。

本業でのテレビ局での仕事の話はもちろん興味深かったが、「仙台はなもく会」という39歳の時(1989年)に始めた会が、その後の仕事人生にも個人としての生き方にもじわじわと大きな影響を与えていることがわかった。この会は毎週木曜日の朝7時半にセミナーを実施してきて、現在まで20年続いて800回のセミナーを実施しているという素晴らしい会だ。
この会で地域のさまざまな人と知り合い、企画や金集めに奔走し、遊びに熱中する。この中で得たものが仕事のスケールを大きくしていく。そういう循環の中で充実した時間を過ごしてきたと感じる。
仙台はなもく会も、ネットワーカーにとって先がけであり憧れだった「丸の内朝飯会」(1963年発足、現在までに2000回のセミナーを実施)に影響を受けて、仕組みをとりいれた。この会の名前や「知恵の輪」という勉強会ネットワークの名前も懐かしい。

私が30歳から参加した「知研」での活動もよく似ていて、話に深く共感した。

終了後は、例によって二次会で愉快に10人ほどで飲みながら、続きを楽しむ。
写真は、私のゼミ一期生だった伊藤恵くんや、市議の佐藤わか子さん(二次会のみ)、栗駒自然学校の佐々木さん、富田さん、岩澤君、横野さん、粟野さん、講師の志伯さんと私。

そういえば、仙台知研も10年たった。