新しい研究室に引越し

このところ仙台から東京への生活の切り替えをを順次行っている。
今日は、研究室への荷物の搬入の日だった。仙台で私が不在だったが、31日に秘書たちが40-50箱のボックスを引越し業者に渡してくれて、2日の午後に東京の新しい勤務先である大学に到着した。
比較的大きなスペースの研究室だったので、なんとか荷物が入ったが、小さめの研究室だったらはみ出ていただろうと冷や汗をかく。入り口に近い棚は宮城大学関係の書類や私自身の著書を並べておく「これまで」のコーナー、机の脇にある奥の棚は多摩大学での「これから」のコーナーと設計する。当面必要なボックスを開けて取り出したが、本類は積み上げておくだけということになるだろうか。
南側か西側かまだわからないが、この研究室には窓が大きく一面にとってあり景色がいい。また奥にあるので秘書室への行き来の途中に同僚の先生たちと交流ができるのもいいと思う。
この大学には秘書室があり5人ほどの女性たちが働いており、教員の世話をするというシステムを採用している。大学にかかった電話は教員が外にいてもすぐに連絡をくれるので、外からのアクセスは非常にいいらしい。また秘書室と研究室の間は、ラウンジとなっており、学生たちとの対話もできるし、接客のスペースも兼ねている。来客があればここで話ができるし、部屋やミーティングルームも用意されている。大学教員にはなかなか連絡がつきにくいといわれているが、この仕組みは互いに便利だ。社会に出る教員が多いということを考えたシステムになっている。
春休みなので研究室にいる先生は少ない。今度一緒に新任となる先生の部屋はもうきれいに片付いている。ちょうど部屋にいらっしゃったので、ご挨拶。この先生は、自宅は遠いので学生との接触に便利なように大学からほど近いところにマンションを買ったとおっしゃっていた。時間を気にせず交流ができるからとのことで、その心がけはすばらしいと感心する。
聖蹟桜ヶ丘駅から都立桜ヶ丘公園の見事な桜景色を見ながら車を走らせると、10分弱で尾根の頂点に沿って建物がある大学に着く。この大学の周りには3つのゴルフ場がある。桜ヶ丘カントリークラブ、米軍多摩Gタマヒルズカントリークラブ、多摩カントリークラブと接しているから環境はいい。昨日からリニュアルしたホームページの右側にグーグルマップで表示しているから、大学の周りの環境がよくわかる。訪ねていただく方には便利なはずだ。