芦田宏直さんの会

k-hisatune2009-03-09

NPO知研とタイアップしていた東京工科専門学校の校長だった芦田宏直さん(54歳)http://www.ashida.info/が職を辞して浪人中ということで知研主催で20人ほどが赤坂に集合。この専門学校はテラハウスという呼び方で10年ほど大型のセミナーをやってたが、この会場を提供してもらっていた。ここでは養老猛、藤原正彦寺島実郎西和彦などの大物講師のセミナーも開催した。

リクルート社員、教育関係会社の経営者、文書管理コンサル、広告の総合商社、専門学校講師、留学コンサル、予備校講師、テラハウス出身の社会人、民主党の元衆議院議員、それに遅れて小渕優子大臣(内閣府特命担当大臣少子化対策男女共同参画)も子連れで参加。知研の八木会長の挨拶、乾杯のあいさつは私が担当した。

「快活で厳しめの話が好評」「こんなに頭のいい人はいない」「人生の師」「大好きな方の一人」「エッセイスト、教育者、哲学者、商売人、、。ヌエのような存在」「力を与えてくれる改革者」「元祖フリーター」「すばらしい能力」「じゃじゃ馬」「元気」「遠くから見ている人」、、、。(皆さんの人物評)

皆さんのあいさつを聞いていると、能力の高さは誰もが認めるところだが、優れた経営者、良き教育者、そして縁を大切にする人という印象である。

・私の乾杯のあいさつ。
芦田さんと一緒にセミナーを企画し始めたのが1997年頃だから、私は東京から仙台の宮城大学に赴任していた11年間はときどき会うという程度だった。2003年頃に経済産業省の産業人材研究会に参加したとき、野田一夫、玄田有史(東大)、高橋俊介(慶応)、大久保幸夫リクルート)、私、そして専門学校分野からは芦田さんというメンバーで数回の会議を行ったことがある。芦田さんは論客で、流れを一変させる力を持っていた。また、ITにも造詣が深くホームページでは、映画、社会、政治、思想、紅白歌合戦など多彩なジャンルの評論を続けている教養人だ。哲学者らしく本質論を展開する。日本のあらゆる分野に人材が枯渇している今、芦田さんには今までの業界は舞台が狭かったのではないか。大きい川で泳げば大きな魚になる。今日は大海に出る前祝い。乾杯!

・芦田さんのあいさつ
組織を辞めるのは難しい。黙って立ち去った。20年間FD(教師の教授法研修)。情報リテラシーの先駆け。ネットワーク教育で先行。教材開発などすべて教員から。教育GPの審査委員。キャリア教育。大学全入時代になり大学はキャリア教育に注力。専門学校として競争してきた。特色GPでも東大の討議力、また人間力、総合力などがテーマとして出てくるようになった。どう考えたらいいか。一人になって学んだことは、組織と経営についてだ。

今すぐにどこかに職を得るよりも、今までやってきたことを題材に乾坤一擲の良書をまず上梓するのがいいと思う。