土曜日は、朝から学部教授会、大学院学位授与式、大学院謝恩会と続く。
学位授与式。(29名の修士。全員が社会人)
野田学長代行挨拶から。
- 企業経営で大事なのは、経営学が対象としない感性、経験、人柄などだ。高度な実学が必要。
- 間違ったら学者は懺悔の書を書けばいいという人もいるが、実務家は責任を取らねばならない。
- ミッツバーグが書いた「MBAが会社を潰す」という本があるが、そういう自覚のもとに新しい人生を構築していただきたい。
- コミュニケーションが大事だ。態度、物腰、服装、意欲、熱意、こういったもので人はその人の話を聞く耳を持つ。
- 多摩大学は「小さくても個性的な大学」を目指した。大学院は「一業を起こし、一業を託される人材」を育てることが目標だ。
- そういう人材は学者にはいない。学者には分野(マーケッティングなど)があるが、経営者は全部できないといけない。
橋本研究科長
- コミュニケーションが大事。受発信。アウトプットが必要。
同窓会副会長・堀晃一(大学院4期生)
- HSBCの香港上海銀行シニアバイスプレジデント。世界最大の銀行。世界で唯一黒字。日本では最高益をあげている銀行。
- 大学院で学んだことは、プロフェッショナルビジネスマンとして成功する哲学、スピリッツ。
- クレディセゾンから東京スター銀行(リバースモーゲージの開発)、そして今はHSBC(リテールビジネスの立ち上げ)。
- 10年後、日本の金融業を変える
- 大学院で学んだことのお返しは、世の中で活躍すること、社会を変えること。
大学院生代表・谷口(25期)
終了生代表・山中健司
- アサヒビール。
- 学び方を学んだ
- 師匠と呼べる先生に出会った
野田代行
- 「成功とは何か?」。成功の反対は、失敗ではない。何も目指さないことだ。成功している人で失敗していない人はいない。
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- どの経営学の本にも「運」を扱ったものはない。しかし今まで会った名経営者、松下幸之助、本田宗一郎、盛田昭夫など全員が「運がよかった」と言っていた。みんな強運だということを信じている。
- 経営学は、運もそうだが、愛や勇気なども排除している。
- 学者とはそういう目に遭ったことがない人種だ。
- 運とは何か。
1.運は、信念である。(運が強いと信じていると運がついてくる)
2.運は、準備である。(準備のある人は運・チャンスを見逃さない)
3.運は、つながりである。(いい運といい運をつなげるとさらにいい運が舞い込んでくる)
今日は、朝の教授会での爆弾発言から最後の謝恩会まで、冴えわたる野田ブシのオンパレードだった。