「運は信念、準備、つながり」--実況!大学院学位授与式・謝恩会

土曜日は、朝から学部教授会、大学院学位授与式、大学院謝恩会と続く。

学位授与式。(29名の修士。全員が社会人)
野田学長代行挨拶から。

  • 企業経営で大事なのは、経営学が対象としない感性、経験、人柄などだ。高度な実学が必要。
  • 間違ったら学者は懺悔の書を書けばいいという人もいるが、実務家は責任を取らねばならない。
  • ミッツバーグが書いた「MBAが会社を潰す」という本があるが、そういう自覚のもとに新しい人生を構築していただきたい。
  • コミュニケーションが大事だ。態度、物腰、服装、意欲、熱意、こういったもので人はその人の話を聞く耳を持つ。
  • 多摩大学は「小さくても個性的な大学」を目指した。大学院は「一業を起こし、一業を託される人材」を育てることが目標だ。
  • そういう人材は学者にはいない。学者には分野(マーケッティングなど)があるが、経営者は全部できないといけない。

橋本研究科長

  • コミュニケーションが大事。受発信。アウトプットが必要。

同窓会副会長・堀晃一(大学院4期生)

大学院生代表・谷口(25期)

  • 本日卒業の24期生の志に刺激を受けた。
  • 修士論文を書き上げることは大変なことだ。
  • ヘッドハンティングで、ミスミに転職する。
  • 多摩大ブランド。

終了生代表・山中健司

野田代行

  • 「成功とは何か?」。成功の反対は、失敗ではない。何も目指さないことだ。成功している人で失敗していない人はいない。
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謝恩会(新宿センチュリーハイアットホテル)

野田代行

  • どの経営学の本にも「運」を扱ったものはない。しかし今まで会った名経営者、松下幸之助本田宗一郎盛田昭夫など全員が「運がよかった」と言っていた。みんな強運だということを信じている。
  • 経営学は、運もそうだが、愛や勇気なども排除している。
  • 学者とはそういう目に遭ったことがない人種だ。
  • 運とは何か。

1.運は、信念である。(運が強いと信じていると運がついてくる)
2.運は、準備である。(準備のある人は運・チャンスを見逃さない)
3.運は、つながりである。(いい運といい運をつなげるとさらにいい運が舞い込んでくる)

今日は、朝の教授会での爆弾発言から最後の謝恩会まで、冴えわたる野田ブシのオンパレードだった。