「リベラル再生の主体は誰か---リベラルの危機と再生(その3)」(雑誌「世界」8月号)
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/07/08
- メディア: 雑誌
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変革の主体は誰か。思考停止と安手のナショナリズム。ネットによる疑似連帯は増幅だが解決ではない。疑似保守民主党。14人の労組出身者の政権参画。労働分配率の低下。組織率18%を切る。ワーキングプア2156万人。連合年収560万。一億中流幻想の崩壊。二極分化をもたらすグローバル化。中間排除に向かうIT化。解雇可能な限定社員制度。労組に構造的変革の覚悟はあるか。構想力と世界観。ワークシェア(働くことを通じた納得のいく人生)。人口の4割が65歳以上。有権者の5割以上が高齢者。民主党政権の敗北は団塊世代の敗北。15人。団塊世代は経済主義と私生活主義。仮性成熟世代。社会科学的構想力。政策論と使命感。故郷と生業・家業のない彷徨者の群れ。一人一NPOへの参画。公共というテーマ。アソシエーション(信頼できる仲間)作る。傍観者。景気浮揚姿勢と国権主義的自己主張の安倍政権。偏狭なナショナリズムと近視眼的自己主張。孤立と失望。アトムを束ねる社会理論。不条理を正す政策構想。民主主義的条理に基づく紐帯。構造的矛盾から創造的未来に向けた運動論へ。