朝日新聞「GLOBE」9月2日版を丹念に読んだ。今回の特集テーマは「中東の新しい地図」だ。中東の地殻変動。シーア派の三日月と呼ばれる抵抗の枢軸とイスラエル・米国の対立。イエメンから紅海。地域大国の影響力増大。アラブ世界の崩壊。石油は需要が頭打ちに。アラブの春の後の方が悪い。エジプトは中東のシリコンバレー。SNSの威力。他に、英国とドイツのベストセラー。映画。食べ物。テニス。佐渡島の酒造り。、、、。
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母と国東半島の海岸線をドライブ。
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「名言との対話」。9月3日。明間輝行「副社長まではゴルフでいえばフロントティでプレイしているようなものですが、社長はバックティ、もうあとがないんです」
明間輝行(1925年5月26日-- 2005年9月3日没)は、東北電力社長、会長。
明間輝行は専門学校を経て宮城高専を卒業し、中学校の教員を1年やって、東北大学法学部を卒業し、東北電力に入社。1972、3年のオイルショックの時代に石油、ガスの調達に電力業界苦労し時が混乱した時に、1975年から燃料部長として安定的な体制の構築に手腕を発揮、その実績で社長(1987年ー1993年)、会長(1993年ー2001年)になった人である。1993年には東北経済連合会第四代会長に就任し、東北の経済界の重鎮となった。
明間社長時代に新入社員として訓示を受けた東北電力の社員の話を今回聞いたが、福沢諭吉の言葉を使って「人に媚びるな」と語ったそうだ。もうすぐ定年を迎えるその人は今でもその言葉を鮮明に記憶していた。私の宮城大時代には、明間輝行の名前は知っていたが、接触したことはなかったが、やはり、明間は人の心に強烈なメッセージを残す偉い人だったようだ。
トップなると物事を見ていく視点が違う。トップは見えている景色が違う。明間は「社長はバックティ、もうあとがないんです。相談できる人間がいるのは副社長まで。社長は全部自分で判断する。真剣勝負の連続です」と述懐している。ゴルフに例えたこの言葉は、最終責任者の孤独な内面を語った名言である。
人物情報 | |
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全名 | 小室 直樹 (こむろ なおき) |
生誕 | 1932年9月9日![]() (現・東京都世田谷区) |
死没 | 2010年9月4日(77歳没)![]() |
学問 | |
時代 | 20世紀 - 21世紀 |
活動地域 | ![]() |
研究分野 | 法学 社会学 法社会学 政治学 |
研究機関 | 東京大学 東京工業大学 |
影響を 与えた人物 |
門下生(橋爪大三郎、宮台真司、副島隆彦、盛山和夫、志田基与師、今田高俊、山田昌弘、大澤真幸)など |
主な受賞歴 | 城戸賞など |
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