社会人大学院初講義(品川)、インターゼミ(社会工学研究会・九段)

k-hisatune2009-04-18

金曜日。

10時40分から、講義「マネジメントデザイン1」。今回は2回目だが、受講生は前回の160名からさらに増えていた。
13時00分から、1年生に対するプレゼミナール。今回は2回目で受け持ちは12人。まず自己紹介をしてもらったが、異色の人物もいた。
15時30分、学長室ミーティング。

18時30分、品川キャンパスで大学院の春学期最初の講義。「コミュニケーション経営論」に出てきたのは、10人。昨年より平均年齢は高くなっている。
小糸工業東芝、メディセオパルタック防衛省、FTBエージェント、ハーバー研究所、モリソン、日本配管工業、企業進化研究所、税理士という人たちにオリエンテーション。この講義は、隔週で21時40分までという長丁場。
「ムダが多い、経営計画をまったく考えていないことがわかった。」「自分の仕事と社会との関わりを表現することは難しい」「考え方とノウハウを学びたい」「修論のためにしっかり勉強。実務にも反映」「前期からの成長を実感」「身につければ修論も簡単に書けそう」「問題点を突きつめたい」「積極的にやりたい」「本質に迫れると実感」「中小企業の経営戦略や経営革新の支援に活かしたい」、以上がアンケート。上の写真は、大学院受講生。

終了後、昨年受講していたメンバーと、短い時間だったが出版プロジェクトの相談をする。ビジネスマン10人とのプロジェクトなのだが、一か月で原稿はほぼ完成状態になるという生産性の高い仕事ぶりだ。週末に私が確認、点検し、月曜日には、出版社に提出するというスケジュール。

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土曜日。

インターゼミ(社会工学研究会)の2回目。2年生から大学院博士課程まで21人。
今日は、テーマ選びがテーマ。主に菅野先生が担当した。
寺島塾長が用意したテーマとその他いくつかのテーマにつぃて、個人個人が1分間ほど関心のあることを発表し、あとは興味の近い人同士が集まってワイワイガヤガヤと意見交換をする。

  • ディズニーランドの研究

W.ディズニーという人物・サービスエンタテイメント産業の装置・巨大なコングロマリッド・経営論・メディア論・歴史・成功のカギ・光と影・アッパーミドル層から下層へ向けて弱点補強戦略・人種差別・ディズニープロダクション

戦後の都市化からの歴史・比較・千里ニュータウンの空洞化・少子高齢化社会・国際化、ニュータウンの問題と解決策

農業・食糧自給・地方と東京・二地域居住・農業生産法人・宮城大との連携

  • アジアとの交流プログラム

留学生30万人計画との関連。多摩大の国際化戦略

オバマ大統領のアメリカ再生戦略。エネルギーと環境。日本での展開・政策論。シンクタンクとの連携(エネ研・三井戦略研、、)

終了後、メインテーマとサブテーマのアンケートをとって終了。
来週は、寺島実郎塾長による「社会工学」に関する講義を予定。