近所の図書館でブラブラ。各種の「日記」を物色することになった。このブログを書き続けるにあたってのヒントを得たいという思惑がある。
曽野綾子の私日記1と3、や緒方貞子の「私の仕事」などを借りて来る。曽野綾子は日本財団会長、緒方貞子は国連高等弁務官、どちらも国際的な重職をこなしている女性である。
まず、曽野綾子の日記を読んだ。
日本財団会長と人気作家という「二重生活」をどのように過ごしているかが、ほぼ毎日書き続けている私日記でわかる。毎週火曜日に行われる執行理事会の幅広い議題、仕事の関係で会う様々な分野のトップ、息抜きに訪れる三浦半島の家での農作業、外務省批判、作家としての心構え(例えば取材費は全部自腹という原則)、財団の仕事での広報の重要性、財団の出張規定の改定(39歳まではエコノミークラス)、夫・三浦朱門の動きや人柄、息子や嫁、孫との交流、淋巴マッサージ、、などの活動ぶりが手に取るようにわかる。
公人としての仕事。個人としての作家活動。私人としての妻や母、祖母の役割。
この日記はサンデー毎日、VOICE(2001年7月から2003年9月まで)などの雑誌で連載したもので、それが単行本になっている。このスタイルの日記は現在も続いているはずだ。この日記を書くという行為は何よりの日本財団の広報活動だろう。
5月19日の部落問題に言及した記事によって3年間続いた「サンデー毎日」の連載中止。それを海竜社が拾って出版してくれたことなどもわかる。何ごとも続けるということは難しいことなのだ。
- 「国際的になるということは、その国の人としてみごとな人になることだ」(To be ineternational,be national)(聖心)。、、思想、ものごし、にその人が選んだ人生の筋が通っていれば国際人なれる。
- 正しくたって間違えたってどっちでもいのだ。お前の兄弟を支持しろ。(アラブの格言)
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- 電子書籍「図で考える」ことができる人、できない人(PHP)が出た模様。880円。http://honto.jp/ebook/pd_25462066.html
- 娘とLINEでつながって会話が始まった。私の最近著「30代から始める人生戦略は「図」で考える!」を読んでいるとのこと。