日経新聞に「全集」第2巻の広告。午前はヨガと「天命」考。午後は乞田川の花見。

日経新聞に 『図解コミュニケーション全集』第2巻「技術編」の広告。

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朝:ヨガ。「天命」考。

午後は、乞田川の桜並木見物。

夜は、深呼吸学部。田原真人、高野雅晴、平野友康のリレー。マネジメントの次? NFT、高度情報社会の触れ合い革命。、、動画のリアルタイム文字起こしソフト。

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「天命」考。

中村哲緒方貞子。安川第五郎。辰野隆田中角栄。長谷川保。二上達也菊村到いわさきちひろ。吉田敏夫。石田梅岩。今泉俊光。易性革命。池田勇人福田赳夫高山彦九郎孔子澤田美喜栄久庵憲司本多静六牧野富太郎。黒住宗忠。緒方貞子中川一郎大山康晴。以上、25人。

 「名言との対話」12月4日。中村哲「我々の歩みが人々と共にある「氷河の流れ」であることを、あえて願うものである」|久恒 啓一|note

「名言との対話」10月22日。緒方貞子「国の内外を問わず、自分で歩いてみることを、若い世代にすすめます」|久恒 啓一|note

「名言との対話」 6月25日。安川第五郎「至誠通天(至誠天に通ず)」|久恒 啓一|note

「名言との対話」 2月28日。辰野隆「いくら読んでもあまり利口にもならない書物を、畢竟、忘れる為に読みます」|久恒 啓一|note

田中角栄記念館ーー日中国交回復秘話「一命を賭す」「天命」「出家」「肝胆相照」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

特別展「国宝 東寺ー空海と仏像曼荼羅」(東京国立博物館平成館) - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。長谷川 保。

誰をロールモデルにしますか? 志賀直哉。藤原⽞信。ダ・ヴィンチ。大山康晴。夏目漱石。⽯塚運昇。ナイチンゲール。ファルカン。ナポレオン。⾦⽥⼀京助。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。二上 達也

仕事の報酬は仕事である---私の本棚 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。菊村 到

朝:学部の授業「立志人物伝」。昼:「トレンドウオッチャー」録画。夜:大学院の授業「立志人物論」。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」.いわさき ちひろ

田町で「吉田敏夫さんをしのぶ会」。東京ステーションギャラリーでシャガール展。丸の内の日本興業倶楽部で坂村健先生の講演「オープンIOTの考え方と実践。IOTからIOSへ」。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

モンゴル訪問団ーーウランバートルのチンギスハン空港に到着。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」.石田 梅岩.

今泉俊光刀匠記念館--「刀を作るほか、ちっとも考えん」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

「韃靼疾風録」(下)から。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。易姓革命 

多摩大大学院の修士論文のテーマ一覧。多彩な実学の魅力。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。池田勇人 

久恒啓一の「名言との対話」の第6回は、「阿久悠」。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。福田赳夫

新井白石「西洋紀聞」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。高山彦九郎。

多摩大リレ講座:寺島学長「17世紀オランダからの視界―近代とは、、 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。孔子。

リレー講座:藤原帰一「アメリカ大統領選」−−トランプは勝てない - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。澤田美喜。

大分市の「出あいの村」でミニ講演。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。栄久庵憲司 

「横田達之 お酒の話---日本酒言いたい放題」(武蔵野書院) - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。牧野富太郎 

黒住教の神道山を訪問---教祖は黒住宗忠 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

「邪馬台」での連載---「読書悠々」-歴代総理編・最終回。 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。村山富市。

「鳳が翔く--栄久庵憲司とGKの世界」展(世田谷美術館) - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

「リベラル再生の基軸」から - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」。本多静六 

暗黙知、身体知、実践知、、。野中郁次郎の知識創造経営論 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

緒方貞子--難問と大問題に挑み続けた小さな巨人 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」.。

中川一郎記念館(広尾町)---「真実一路」「寒門に硬骨あり」 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

大山康治将棋記念館 - 久恒啓一のブログ「今日も生涯の一日なり」

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「名言との対話」3月27日。三好京三「人間は奉仕の精神を少しずつ身につけながら、神に近づいて行くのだと思うのである」

三好 京三(みよし きょうぞう、1931年昭和6年)3月27日 - 2007年平成19年)5月11日)は、小説家

岩手県生まれ。旧制中学2年のころから小説家を希望する。僻地の小学校の助教諭をつとっめながら慶應義塾大学文学部を通信教育で卒業する。

友人のきだみのるの11歳の娘を養女とすることになった。きだみのるは生涯をかけて漂流に身をまかせた怪人で、娘も連れて歩いていた。 結婚して20数年子どもがなくあきらめた銀婚式のところに突如中学生の娘があらわれたのだ。

その子が高校3年生になったとき、思春期の娘の人生論にかかわってゆくことができるから、元国語教師で小説書きの三好は「交換日記」をやろうと考える。この経緯を知りした三好京三・佐々木千尋三好京三の娘と私』(講談社)を読んだ。

受験生の娘。「大学に行く」「専攻」「選択と挑戦」「逃げ道」「時間」「まどい」「悩みと救い」「友情」「人間関係」「自立」「独り暮らし」「文化」、、、。

受験生の父。「閑居と不善」「宗教・哲学」「やる気と持続力」「自分のリズム」「偏りとバランス」「間違いと惰性」「七難八苦」「快刀乱麻」「たゆまざる精励」「決意」「自己嫌悪」「模倣と剽窃」「ことばと人間」「人生」「危惧と自信」「個性」「賢い解決」「計画性」「孤独」「憧れ」、、、。

思春期の娘の心のゆらぎに対する、父の答えは教師らしい匂いに満ちている感じがするし、修身の授業のような言葉は負担に感じたこともあるだろうが、人生の何たるかを必死で伝えようとする父の姿は真摯で感動的だ。

それを材料に1974年『子育てごっこ』を発表すると、ブームを巻き起こし、文学界新人賞と同時に直木賞まで受賞し一気に文壇にデビューすることになった。その後、三好は自らの教員体験を生かした作品や、郷里東北を舞台にした小説を手がけるていく。「分校日記」「女人平泉」「女教師―三色すみれ」などの教員体験や東北をテーマとした作品が多い。

三好京三という名前と『子育てごっこ』という書名はもちろん知っていたが、作品は今まで手にしたことはなかったが、『娘と私』は三好の人となりや人生観がよくわかる作品だった。

この『娘と私』の「エピローグ」では、受験は楽しいものだ、なぜなら未来を向いているからだと語ってる。このあたりは受験生を持つ親たちは共感を持っただろう。また子どもより親が大事、そして親よりも子どもが大事、そして仲良きことは美しき哉と述べている。自分のため、家族のために生きることが大事だという。

そして「人間は奉仕の精神を少しずつ身につけながら、神に近づいて行くのだと思うのである」と書いている。これが子育ての経験から三好京三が獲得した境地だろう。

 

 

 

 

 

 

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