2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

映画『新聞記者』ーー「映画史上初の試みとなる大胆不敵な政治サスペンス映画」

映画「新聞記者」をみた。多摩センターのイオンシネマ。 企画制作は1949年生まれの河村光庸(70歳)、監督・脚本は1986年生まれの藤井道人(33歳)、主演は1988年生まれの松坂桃季(31歳)と1994年生まれの韓国人俳優のシム・ウンギョン(25歳)。観客は問題…

「出雲大社」ーー日本文明の二元的構成原理。

梅棹忠夫著作集第7の「日本探検」の中の、「名神高速道路」と「出雲大社」と「空からの日本探検を」を読み終わった。いか、出雲大社の項。 相嘗(あいなめ):神人供食。祭りは神と人との交歓である。 農耕の神:イネ、コメ、酒。農業神。 天下無双の大廈:…

夜は代々木で知研東京のセミナーは蔡英俊「ホントの中国」。午後は荻窪。午前は多摩で授業:テーマは「日本」。

夜は代々木。 17時半:幹事会を開催。福島、小野、池淵、根岸、小林。「新・深・真」。「野田一夫語録」。セミナー講師の選定。、、、。 18時半:知研東京のセミナーは蔡英俊「ホントの中国」。 宮城大学一期生(留学生)。仙台でIT企業を起業し県庁の仕事。…

一般社団法人未来フェス(橘川幸夫代表)創設パーティーー「文明としてのITの時代から文化としてのITの時代へ」

一般社団法人未来フェス創設パーティに知研の高橋さんと一緒に参加。西麻布のクラブ「エーライフ」。全国から世代を超えた人たちが集合した姿は圧巻。橘川さんのアジテーションも気合が入っていた。。 「フリースタイル未来フェス」「テーマ未来フェス」。「…

新著『平成時代の366名言集』の見本が到着ーー平成の著名人が遺した珠玉の名言・金言集。

新著『平成時代の366名言集』の見本が到着。667ページの大著となった。 2017年発刊の『命日編』、2018年の『誕生日編』に続く第3弾。命日編は478ページ、誕生日編は550ページ。だんだん気合が入ってきて、毎年100ページづつ増えている。 はじめに 日本地域社…

『日本探検』ーー福山誠之館、大本教、北海道独立論、高崎山、名神高速道路。出雲大社、空からの日本探検。

梅棹忠夫著作集『日本探検』を毎朝読み続けている。 「人類史の未来に日本文明はなにを寄与しうるか、あるいはまた、日本文明におけるあたらしい可能性はなにか、というのがわたしのほんとうの主題である」。 福山誠之館:「なんにもしらないことはよいこと…

一般社団法人社会開発研究センター評議員会。一般社団法人日本総合研究所評議員会。

午前:大学で打合せ ーーーーーーーー 午後:赤坂。 ・13時半。一般社団法人社会開発研究センター評議員会。藤村会長、松岡理事長、森専務理事。ふくしま総合災害対応訓練機構、、。 ・15時。一般社団法人日本総合研究所評議員会。「社会性と事業性」。2020…

『邪馬台』2019年夏号。「明るき未来がくるがごとく新元号「令和」前夜の狂へる賑わひ」「憶良らも旅人も梅花の宴より「令和」と決むとはゆめ思ふまじ」。

『邪馬台』2019年夏号が届いた。 私の連載「読書悠々」の22回目。若い作家の本を取り上げた。朝井リョウ、古市憲寿、イケダハヤト、若新雄純、落合陽一。いじれも現在30代前半の若者である。取り上げた本は、以下。朝井リョウ「何者」。古市憲寿「だから日本…

日経新聞に新刊『平成時代の366名言集』の広告。

「偉人の名言」を扱った「偉人の命日366名言集」「偉人の誕生日366名言集」に続く第3弾。見本は来週火曜日に入手予定。 知研岡山の黒川康徳さんの初の著書も一緒に載っている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 夜:三軒茶屋の「割烹きよみず」で、橘…

フル回転の日ー多摩、立川、荻窪、品川

学部授業:テーマは「図解広告」。以下、アンケートから「かたい言葉をやわらかく」「発表者の図解がすごい」「購入者側の立場になって考える」「図で考えると商品の長所と短所がみえる」「自分で考えるようにんばってきた」「図解広告は自分のためになる」…

リレー講座。多摩大の佐藤洋行先生「ビッグデータと意思決定」ーー価値観、倫理観、哲学、目的。

リレー講座:講師は多摩大の佐藤洋行先生「ビッグデータと意思決定」がテーマ。 ・Data is a new oil. ・ビッグデータが織りなすデータリズムの時代に人間は何をするのか? AIにどういう試行錯誤をさせるのか、AIに何を目的とするのかを決める役割になる。AI…

神奈川近代文学館で「江藤淳展」をみる。

神奈川近代文学館で「江藤淳展」をみる。 近代日本の先駆者の評伝、史伝、GHQ占領史などを手掛けた論客。1982年以来、当財団の理事をつとめたこともあり、没後20年を期して企画展を開催した。 1932年(昭和7年)誕生。少年時代と晩年に鎌倉に住んだ。21歳…

山崎史郎『人口減少と社会保障』ーー現在の我々が直面する課題への包括的な解答がある

山崎史郎『人口減少と社会保障』(中公新書)を読了。 著書はミスター介護保険と呼ばれ、地方創生総括官もつとめた。その分析と提言だ。厚労省から始まるキャリアにおいて、介護保険、若者雇用対策、社会保障・税一体改革、生活困窮者自立支援、少子化、地方…

「ちけんエディトリアルミーティング」初回は、『日英2か国語の 将棋えほん』を出版した斎藤三笑さんのミニセミナー。

「ちけんエディトリアルミーティング」の初回は、『日英2か国語の 将棋えほん』を出版した斎藤三笑さんのミニセミナー。15人ほどのメンバーが参集し、楽しい会となった。斎藤さんは新宿育ち。高校時代にアメリカ留学。上智大学の比較文化を卒業し、駿台予備…

『梅棹忠夫著作集 第22巻 研究と経営』を読了(4巻目)ーー2020年10月までに全巻読破という目標が決まる

『梅棹忠夫著作集 第22巻 研究と経営』を読了。 経営研究論、情報管理論、著作と編集、の3部構成。研究経営論では、近衛ロンド、民博における研究のあり方、研究に対する基本的な気構え、国際シンポジウムの項が参考になった。情報管理論では、学術論文の質…

雨の日、読みかけの本を読み進める。

土砂降りの日。読みかけの本を読み進めた。『梅棹忠夫著作集 第22巻』。山崎史郎『人口減少と社会保障』(中公新書)。玉木正之『虫明亜呂無 時さえ忘れて』。 ーーー 息子とその彼女が我が家を訪問。 ーーーーーーーーーーーーーー 「名言との対話」6月15日…

勁草塾「文庫カフェの会」で、中林美恵子先生の「トランプ大統領再選への道のり」を聞く。

18時半:九段の文庫カフェの勉強会に参加。一般社団法人勁草塾「第文庫カフェの会」。講師は早稲田大学の中林美恵子教授。テーマは「トランプ大統領再選への道のり」。1時間半。 モンゴル旅行でご一緒した主宰の斎藤勁先生から秋にこの会での講演を頼まれて…

リレー講座:寺島学長「世界宗教への視座」。

リレー講座:寺島学長「世界宗教への視座」。 時代認識を深める。知の再武装。知は時代認識で歴史の鏡を磨く。特に日本人の欠陥ともいうべき近代史。 「1900年への旅」は5年連載。優れた人には必ずくる「中年の危機」。使命感と出会いで乗り切っている。覚悟…

粕谷一希『生きる言葉』ーー『プルターク英雄伝』『近世日本国民史』『上海時代(下)』

粕谷一希『生きる言葉』(藤原書店)を読了。 「古典から新刊まで古今東西の書物の世界を自在に逍遥し、同時代だけでなく通時的な論壇・文壇の見取り図を描いてきた名編集者が、折に触れて書き溜めてきた、書物の中の珠玉のことばたち。時代と人間の本質を映…

第50回大宅壮一ノンフィクション賞に安田峰俊『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』。

『文芸春秋』7月号。 第50回大宅壮一ノンフィクション賞に安田峰俊『八九六四 「天安門事件」は再び起きるか』(KADOKAWA)が選ばれている。この人は最近まで多摩大の非常勤をお願いしていた方だ。『和僑』『野心 郭台酩伝』などの力作を読んで力量のほどは…

棟方志功『板極道』:谷崎潤一郎「眼病の棟方志功眼を剥きて猛然と彫(え)るよ森羅万象」、吉井勇「屏風には志功板画の諸天ゐて紙漉く家の炉火はなつかし」

府中市美術館で購入した棟方志功の自伝『板極道』を読了。 板極道 (中公文庫) 作者: 棟方志功 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2019/02/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 谷崎潤一郎「眼病の棟方志功眼を剥きて猛然と彫(え)るよ森羅万…

府中市美術館で開催中の「棟方志功展」(連作と大作)ーー「わたくしの願所にひとツひとツ願かけの印札を納めていくということ、それがこの柵の本心なのです」

府中市美術館で開催中の「棟方志功展」をみた。 連作と大作の展覧会だ。1942年、初の随筆集「板散華」で自身の木版画を「板画」と呼ぶと宣言する。板の声を聞き、板の性質に寄り添い、板の中から生まれた絵画だ。棟方にはひとつの主題を数点から数十点に及ぶ…

「日本は、政治家が5パーセント、政治屋が10パーセント、政治業者が85パーセント」

橘川さんから話があり、去年大学院に紹介した(株)ドゥ・ハウスの留学生対象の「マーケティング戦略・入門」が6月から始まった。「フィールドスタディ」で単位認定がある。私の授業の受講生に紹介しておいた。 ーーーーー 午後:ジムで2時間。ストレッチ、…

学部授業のテーマは「社長メッセージ」。大学院授業のテーマは「脳力のレッスン」の「はじめに」。

学部の授業7回目。本日の図解のテーマは「社長メッセージ」。 まず、日経DVD「企画・プレゼンに活かす 図解表現の技術」(久恒啓一監修)の上巻をみる。 社長メッセージ:日本テレビ。東芝。幻冬舎。ヤマト運輸。日本航空。京王電鉄。ファンケル。ユニク…

リレー講座:米倉誠一郎「松下幸之助に学ぶ」。

リレー講座:米倉誠一郎「松下幸之助」。 この20年、日本では新陳代謝が行われなかった。プラットフォームがテーマだった。ビッグデータ、AI、金融、、。データがポイント。オープンイノベーション。顧客スコアリングなどは信用創造。 日本:教育無償化は…

「人事が見る大学イメージランキング」で母校・九大が総合首位。

「人事が見る大学イメージランキング」で母校・九大が総合首位。 6月5日の日経の記事。人事担当者への調査で、行動力、対人力、知力・学力、独創性の4項目。採用した学生からみたイメージを聞いたものだ。やはり嬉しくなる。 ーーーーーーーーーーーーーーー…

「知研フォーラム」344号が届くーーセミナーレポートが充実。

「知研フォーラム」344号:77p。セミナー録が充実。3月久米さん、4月の井上さん、2月の小野さんのセミナーの抄録。久米信行「SNSで知的生産を!脳のパラボナ力とズームを高めよう」。井上貴美子「102歳の平穏死」。小野恒「前立腺がん患者が放射線治療法…

アイヌ資料センター。

平取の萱野茂二風谷アイヌ資料館を訪問できなかったので、代わりに札幌市内にあるカデル27というビルの7回にある「アイヌ資料センター」を訪問した。 1869年(明治2年)北海道開拓使を開設。1885年、アイヌ96名を色丹島へ強制移住。1985年、ロシアと樺太千島…

坂本九思い出記念館ーー夕張郡栗山町になぜできたのか?

夕張の近くの栗山町の坂本九思い出記念館を訪問した。札幌からバスで1時間少しの距離にある。継立のバス停からもずいぶん歩く。 代表作の「上を向いて歩こう」が流れている。初めに障害者を中心としたテレビの番組のようだがなぜ坂本九がこういう番組に出て…

知研北海道設立総会で講演。札幌市図書情報館を見学。

大通公園の札幌市図書情報館を訪問した。2018年10月にオープンした課題解決型図書館を標榜している。この図書館は1年間で300,000人の訪問を予定していたが実際にはすでに1,000,000 を突破したそうだ。札幌市民交流プラザ内にある図書館だ。飲み物持ち込み可…