「図で読み解く!ドラッカー理論」が増刷(5刷)

2004年8月に初版が出た「図で読み解く!ドラッカー理論」(かんき出版)の増刷の通知と11月28日の日付の本が到着した。第5刷というからそこそこまだ売れているらしい。最近、台湾での翻訳出版が行われて本が送られてきたが、中国本土と韓国でも翻訳出版が進行中というから、東アジアでも「経営の神様」ドラッカーへの関心が高いということだろう。


11月には95歳でドラッカー博士も亡くなったたが、時を同じくして(11月17日だったか)日本に「ドラッカー学会」が誕生した。私も発起人の一人になっているが、この学会の前途も楽しみだ。


宮城大学の野田一夫初代学長が「現代の経営」(自由国民社)という日本発の翻訳書(監修)を出してベストセラーとなったのが、昭和31年(1956年)で、この本でドラッカーは日本で有名になったが、野田先生も経営学のスターになった。当時はまだ20代の若さで、それ以来ずっと活躍しているから凄いことだ。あれから50年近くたっており、弟子である私がドラッカーの本を書いたのも何かの縁かもしれない。